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【堀江家の中華風おせち】おつまみにもなる、おもてなし4品を簡単手作り

  • 2025.12.21

【堀江家の中華風おせち】おつまみにもなる、おもてなし4品を簡単手作り

堀江家の中華風おせちは、いつものおかずにも応用しやすいから、多めに作ってアレンジしてもいいですね。教えていただくのは、堀江ひろ子さんとほりえさわこさん。帆立の香り揚げ、ウーロン茶煮豚と中華煮卵、きのこの香炒め、くらげと大根の和え物の4品。食欲を誘う、中華風の香りとうまみがたっぷり! 好評につきリバイバル配信です。

帆立の香り揚げ

中華スパイスがきいて、おつまみにも◎

【材料】(4人分)
帆立貝柱……8個
A塩……小さじ1/3
A紹興酒……大さじ1/2
Aしょうがのしぼり汁、五香粉(パウダー)……各少々
B卵……小1個
B片栗粉……大さじ5
B塩……小さじ1/4
サラダ油……適量

【作り方】
①帆立は白くかたい部分を除き、水けをふいてAをまぶす。
②ボウルにBを入れて手でよく混ぜる。手で持ち上げてとろとろと落ちるく
らいまでが目安。
※衣を薄くカラッと揚げるために、よく混ぜること。
③②に①をくぐらせ、180度に熱したサラダ油でカラリと揚げる。

調理時間 10分
保存期間 冷蔵で約2日

ウーロン茶煮豚と中華煮卵

煮汁を使って、さらに一品が完成

【材料】(作りやすい分量)
豚かたまり肉……300g
ウーロン茶の茶葉……大さじ2
A紹興酒(または酒)……1/4カップ
A砂糖……1/2カップ
Aしょうゆ……3/4カップ
卵……4個

【作り方】
①豚肉はあればたこ糸などでしばって形をととのえ、室温にもどす。
②①がギリギリ入るくらいの小さめの鍋に湯3カップを沸かし、お茶パックに入れたウーロ
ン茶の茶葉を入れて煮立て、Aを加えて火を止める。①を加えてキッチンペーパーで落と
しぶたをし、再び火にかける。
※ウーロン茶はペットボトルのもの3カップを使ってもOK。
③煮立ったら弱火にしてふたをし、ときどき豚肉の上下を返しながら25分ゆで、ふたを
したまま余熱で火を通し、冷めるまでおく。
④卵はゆでて殻をむき、人肌に冷めた煮汁とともにポリ袋に入れ、一晩おく(a)。※ポ
リ袋に入れてつけると、少ない煮汁でも大丈夫。

⑤③を盛る分だけ薄切りにし、④は半分に切って器に盛り、あれば香菜を添える。※煮汁
を煮つめてたれを作り、肉に塗ってもよい。

調理時間 50分(冷ます時間、つける時間は除く)
保存期間 冷蔵で4〜5日

きのこの香り炒め

気軽に作れるのにおもてなし風

【材料】(作りやすい分量)
きのこ(エリンギ、しめじなど2 ~ 3種)……約300g
ごま油、紹興酒……各大さじ1
豆板醤……小さじ1/2
にんにく(みじん切り)……1かけ分
さくらえび……大さじ3
鶏がらスープのもと、しょうゆ……各小さじ1
塩……少々

【作り方】
①きのこは石づきを除き、食べやすい大きさに切る。さくらえびはラップなしで電子レンジ(600W)で2分加熱し、手でこまかく砕くかきざむ。
②フライパンにごま油、豆板醤、にんにくを入れて熱し、香りが立ったらきのこを加えて炒める。
③紹興酒、鶏がらスープのもとを加えて強火で炒め合わせ、汁けをとばす。鍋肌からしょうゆを加え、塩を振って味をととのえ、さくらえびを加えて炒める。

調理時間 20分
保存期間 冷蔵で約3日

くらげと大根の和え物

こってりとした料理を引き立てる

【材料】(作りやすい分量)
くらげ(塩蔵)……80g
Aしょうゆ……大さじ1
A酢……大さじ2
A砂糖……小さじ1 ~ 2
Aごま油……小さじ2
大根……6㎝
にんじん……3㎝
塩……小さじ1弱

【作り方】
①くらげは水につけて塩抜きする。3㎝長さに切ってボウルに入れ、ひたひたの水を加え
る。くらげを脇に寄せて熱湯を加え、70度ほどにする。少し縮んできたらざるに上げ
て水につける。
※くらげに直接熱湯をかけると、ゴムのようにかたくなるので注意!
②①の水けをしっかりときり、混ぜ合わせたAにつける。
③大根とにんじんは3㎝長さの細切りにし、塩を振ってしんなりとさせる。水けをしぼり、
②に加えて和える。あればクコの実を飾る。

調理時間 20分(塩抜きの時間は除く)
保存期間 冷蔵で約5日

教えていただいた先生
(左)堀江ひろ子さん
1947年生まれ。小学生の頃から料理研究家の母、故・堀江泰子さんを手伝い、料理研究家に。日本女子大学食物学科卒業。栄養士。電子レンジを活用した、手近な食材で手早く作れる家庭料理が得意。

(右)ほりえさわこさん
1973年生まれ。幼稚園の頃から本物の包丁を握り、中学生の頃からは祖母と母の料理教室「堀江料理学園」で基礎を学ぶ。女子栄養大学卒業。料理研究家、栄養士。イタリア、韓国でも料理を学ぶ。

※この記事は「ゆうゆう」2023年1月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。

※2022年12月15日に配信した記事を再編集しています。

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