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12月に作って春まで長く楽しむ!【オニちゃんの冬の寄せ植え】2選

  • 2025.12.21

12月に作って春まで長く楽しむ!【オニちゃんの冬の寄せ植え】2選

12月ともなると、そろそろ園芸はオフシーズン……という空気も漂うなか、オニちゃんにかかれば「いやいや、今こそ寄せ植えをたくさん作って、春まで楽しんでほしい時期です!」だそう。オニちゃん流の“寄せ植えマジック”を体感してください。

厳選! オニちゃんの逸品寄せ植え

年間2000点以上の寄せ植えを作るオニちゃんの作品の中から、12月に作れる寄せ植えを厳選して紹介します。植物の耐寒性についても、寄せ植え作りの参考に!

年末に向けておしゃれなポットでよそゆき風に

鉢も自慢できる品ぞろえのオニヅカの中でも、ちょっと高級感が漂う「キューポット」を使った寄せ植え。かの有名なイギリスの王立植物園「キューガーデンズ」公認の鉢です。そこにシックな花色のビオラを中心にして、さまざまな葉ものや低木を合わせました。高さのある鉢なので、手前にロータスやオレガノをしだれさせているのがポイントです。

【使用している植物】
ビオラ ‘庭人コレクション’
ロータス ‘コットンキャンディ’
オレガノ ‘ケントビューティー’
エレモフィラ・ニベア
ナンテン
ロフォミルタス ‘マジックドラゴン’

耐寒性のある植物

ビオラ

秋から春まで頼れる花。寒さには強いですが、日当たりに置いて、夕方以降の水やりは控えます。

ナンテン

耐寒性が高く、寒さに当たると鮮やかな紅葉になる常緑低木。

ロフォミルタス

冬も常緑で葉色を楽しめる低木。品種にもよりますが、マイナス5度程度までは大丈夫。

大切な人を迎えるためのウエルカムベンチプランター

黒田健太郎さんが当店に来てくれたときに歓迎の気持ちを込めて作った寄せ植えです。プランターのエメラルドグリーンから遠ざからない花色を考えて、ピンクのミニバラを最初にセレクト。あとはハボタンのグラデーションや、ガーデンシクラメンとスイートアリッサムの赤を効かせました。春を意識してリーフはシルバー系ではなくイエロー寄りに。だれかをイメージして寄せ植えを作るのも楽しいものですよ!

【使用している植物】
ミニバラ、ビオラ ‘フロステッドチョコレート’
ローダンセマム ‘アフリカンアイズ’
ネメシア ‘チョコバナナ’ 、ストック
エスカロニア ‘ゴールデンカーペット’
シクラメン ‘ふわもこ’
ビオラ ‘ぴょんぴょんラパン’ 、スイートアリッサム
ヒューケラ ‘ドルチェ フローズンマスカット’
ハクリュウほか

耐寒性のある植物

ハボタン

花がわりに使える冬の寄せ植えには不可欠な素材です。強い霜がおりる日は軒下に避難させても。

ヒューケラ

耐寒性は強いですが、葉色によっては強い寒さで葉が傷むことも。厳冬期の夜間などは防寒してあげるとよいですよ。

ローダンセマム

寒さに強く、基本的に屋外で育てられます。寄せ植えに入れている場合は、半耐寒性の植物の管理に合わせましょう。

Information

2026年2月14日には園芸ガイドとオニちゃんのコラボイベントも開催。詳細はこちら

撮影/柴田和宣(主婦の友社)
協力/エコマルシェオニヅカ

※この記事は『園芸ガイド』2026年冬号の記事を、WEB用に再編集したものです。

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