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優勝から悲劇へ…2025年最終戦でサポーター乱入の暴動勃発!警官含め59人が負傷「彼らはサポーターではない」とコロンビアの市長憤慨

  • 2025.12.20

2014年と2018年のワールドカップで日本代表と対戦したコロンビア。

2022年大会は予選敗退となったが、2026年大会は南米予選を勝ち抜き出場を決めている。

17日にアトレティコ・ナシオナルとインデペンディエンテ・メデジンのコパ・コロンビア決勝第2戦が行われたが、スタジアムで暴動が勃発し、警官を含め多数の負傷者が出る事態になった。

『Telemundo』は「優勝から悲劇へ…。アトレティコ・ナシオナルの優勝、ピッチ乱入で59名負傷」とその顛末を伝えている。

「コパ・コロンビア優勝祝賀会は、選手たちがお祝いムードに包まれる最中、両チームの複数サポーターグループがピッチに乱入したため、悲劇に終わった。

両チームの選手たちは恐怖に駆られ、ロッカールームへ避難。対立するサポーターグループ間の衝突で、警察官7名を含む少なくとも59名が負傷した。

暴動は試合終了のホイッスル後に発生し、スタンドにいた数百人のファンが棒切れ、パイプ、花火などで武装し、相手チームの選手やサポーターを攻撃するためにフィールドに侵入した」

地元警察は、発煙筒や300発以上が入ったロケットランチャー、20箱以上の爆竹などの危険物を押収したという。

メデジン市長は「彼らはサポーターではない。犯罪者のような行動。両チームファンの圧倒的多数が平和的にサッカーを楽しんでいたが、一部はただ暴力を生み出そうとするだけだった」と断罪。

そのうえで、同紙は「残念ながら、コロンビアサッカー界でこのような事態が起きるのは2年連続。またしても、ナシオナルは観客のいないスタジアムでチャンピオンの栄冠を手にした。選手たちはメダルと優勝トロフィーを受け取ったが、スタンドには誰もいなかった。暴力と混乱の中、2025年のコロンビアサッカーの幕を閉じるのは実に悲しいこと」と嘆いていた。

筆者:井上大輔(編集部)

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