1. トップ
  2. YouTubeが大人気【オニちゃん】直伝!寒さに負けない寄せ植えの作り方とは?

YouTubeが大人気【オニちゃん】直伝!寒さに負けない寄せ植えの作り方とは?

  • 2025.12.20

YouTubeが大人気【オニちゃん】直伝!寒さに負けない寄せ植えの作り方とは?

12月ともなると、そろそろ園芸はオフシーズン……という空気も漂うなか、オニちゃんにかかれば「いやいや、今こそ寄せ植えをたくさん作って、春まで楽しんでほしい時期です!」だそう。オニちゃん流の“寄せ植えマジック”を体感してください。

寄せ植え作りに向く草花が豊富にそろう時期

何かと気忙しい師走、秋に園芸じまいしてしまっている方、いませんか? 近年、秋の訪れが遅いこともあり、園芸店には冬も花苗が豊富に出そろっているんですよ。みんな大好きなハボタンも絶好調ですし、パンジー&ビオラも晩生の品種や初冬になってから再入荷するものもたくさん。ぜひ冬の園芸店をのぞきに来ていただきたいです。

そして冬のガーデニングといえば、やはり寄せ植え。当店のある福岡県朝倉郡は、実は冬の間に降雪もたびたびある“意外と寒い地域”。それでも見てください、この寄せ植えのラインアップを! 僕も時間が許すかぎり、せっせと制作しています。いちばん多い時期は店内に400点もの寄せ植えを飾っているんですよ。

おすすめは、12月のうちに寄せ植えを作って少し養生させ、苗をしっかり根づかせてから、春まで長く楽しむパターン。基本は寒さに強いハボタンやパンジー&ビオラなどの草花を使い、寒さにやや敏感なガーデンシクラメンの寄せ植えは夜間だけは軒下に入れるなど気をつければ、作ったままの状態を保てます。

植物の種類が豊富で成長が緩慢な時期。これはもう作らない手はないですよ! 楽しく植物に触れるのがいちばん。ぜひみなさんも一点でも多く、寄せ植え作りにトライしてみてくださいね。

壮観! 寄せ植えが並ぶオニヅカ店内

店内に飾られている寄せ植えは、サイズ、鉢やバスケット、植えられている花やリーフなど、すべてが異なる一点ものばかり。入荷したばかりのフレッシュな苗を使った寄せ植えから、注文を受けて制作した養生中のものまで、色とりどりの花の競演。店の入り口付近と、オニちゃんがいつも植えつけをしている作業台の前以外にも、店内のいたるところに飾られているので、隅から隅までチェックを!

厳選! オニちゃんの逸品寄せ植え

年間2000点以上の寄せ植えを作るオニちゃんの作品の中から、12月に作れる寄せ植えを厳選して紹介します。植物の耐寒性についても、寄せ植え作りの参考に!

高さの出る草花を集めて玄関に飾りたいひと鉢

フローラル柄がおしゃれな「ウィリアムモリス」の鉢。鉢の雰囲気に合わせて、エリカ ‘ホワイトデライト’やブルーのハツコイソウで高さを出し、シルバー系のリーフと銅葉をミックス。手前にはビオラとボリュームたっぷりのスイートアリッサムを植えました。寒さには耐えられる植物ばかりですが、厳冬期の夜間などは屋内に取り込むほうが安全です。

【使用している植物】
エリカ ‘ホワイトデライト’
ハツコイソウ ‘ブルーハイランド’
セントーレア
スイートアリッサム
ビオラ ‘しゅわしゅわレモン’
ユーフォルビア ‘ブラックバード’
オレアリア ‘リトルスモーキー’
ソフォラ ‘リトルベイビー’

比較的耐寒性のある植物

ハツコイソウ

関東以西なら屋外での管理で大丈夫ですが、特に寒い時期の夜間などは屋内に取り込みましょう。

スイートアリッサム

春のイメージが強いですが、冬も頑張って咲いてくれます。植えかえ時に根をあまりいじらないように注意。

エリカ

多彩な品種があるエリカの中でも存在感を出せる ‘ホワイトデライト’ 。霜には当てないようにします。

Information

2026年2月14日には園芸ガイドとオニちゃんのコラボイベントも開催。詳細はこちら

撮影/柴田和宣(主婦の友社)
協力/エコマルシェオニヅカ

※この記事は『園芸ガイド』2026年冬号の記事を、WEB用に再編集したものです。

元記事で読む
の記事をもっとみる