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ELLEエディターが 2025年の美容トレンドを総括! 最も注目された潮流は?

  • 2025.12.19
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ファッションのハイブランドからビューティアイテムが続々と登場

LOUIS VUITTON, CELINE, DOLCE&GABBANA, BURBERRY BEAUTY, JIL SANDER, BALENCIAGA

YOGGY 今年は「ラ・ボーテ ルイ・ヴィトン」のニュースがやっぱり大きかったですね。
KOZUE 化粧品としてのクオリティが素晴らしいのはもちろん、プラスチック不使用で長年使えるパッケージなど、コスメの存在価値を進化させたと言っても過言ではないと思います。
ASAKO クリエイティブ・ディレクターに世界的なトップメイクアップアーティスト、パット・マクグラスが就任したことも、大きな話題になりました。まずパッケージがアーティスティックなオブジェのように美しい。レフィルの仕組みも徹底的に考え抜かれていて、コスメを一生おつき合いしていくパートナーとしてとらえている点に感銘を受けました。
KOZUE リップ1色からスタートした「セリーヌ ボーテ」が、アイテムが拡充したのも今年でした。
YOGGY ファッションブティックのみでの取り扱いのイメージがありましたが、最近はコスメフロアでも展開しているようなので、これからもっと手に取りやすくなりそうですね。
ASAKO
日本で正式にローンチした「ドルチェ&ガッバーナ メイクアップ コレクション」や「バーバリー ビューティ」もカウンターが増えているようなので、メイクカテゴリーは今後も充実しそう。
YOGGY 「バレンシアガ」や「ジルサンダー」は香水を大々的に発表し、話題になりましたね。どちらもブランドの世界観が落とし込まれていて素敵です。
KOZUE 「バレンシアガ」は過去のフレグランスを再解釈していますが、香り自体はとてもモダン。
ASAKO
「ジル サンダー」は、植物×アルデヒドの組み合わせることにより、ミニマムながら洗練されています。
YOGGY
どちらもジェンダーを分けずに提案しているのも、今っぽいですよね。

ベースメイク=ベージュという固定観念は過去の話

1 エレガントな印象へ。モデリング カラーベース LV600 SPF25・PA++ ¥5,500/<a href="https://www.elegance-cosmetics.com/" target="_blank">エレガンス コスメティックス</a> 2 肌に溶け込むピーチ。スキンリフレクト カラーコレクター 001 ¥3,850/<a href="https://www.addiction-beauty.com/" target="_blank">アディクション ビューティ</a> 3 気になる肌悩みを色でカバー。雪肌精 ブルー メルティ マイ カラー バランサー ¥4,180(編集部調べ)/<a href="https://sekkisei.jp/site/sekkiseiblue/c/c10/" target="_blank">コーセー</a> 4 エアリーな光沢感。アンリミテッド ケア ツヤ ドロップ アオタケブルー ¥7,260/<a href="https://www.shuuemura.jp/" target="_blank">シュウ ウエムラ</a> Hearst Owned

ASAKO コントロールカラー的なアイテムは毎年ありますが、今年は例年にも増して多かった!
YOGGY
今まではコントロールカラーといえば補整目的が強かったと思うんですが、ここ最近はポイントメイクのようになりたい印象で提案するブランドが増えている気がします。
KOZUE
下地以外のカテゴリーにもカラー系が登場しているのも特徴。「アディクション」や「雪肌精 ブルー」はコンシーラー、「シュウ ウエムラ」はハイライトと、色を味方にした人が美肌を制するではないですけど、メイクの幅が広がることは間違いないですね。

リップはヒットアイテムが大豊作

1 ソフトに発色するラベンダー。YSL ラブシャイン グロスプランパー 2 ¥4,950/<a href="https://www.yslb.jp/" target="_blank">イヴ・サンローラン・ボー</a>テ 2 リキッドリップとクリアなコーティングを重ねて、驚異のロングラスティングをかなえる。ル ルージュ デュオ ウルトラ トゥニュ 196 ¥6,270/<a href="https://www.chanel.com/jp/makeup/" target="_blank">シャネル</a> 3 ゴールドラメとピンクラメのきらめきを唇にオン。リップ バーム フロスティング ケア U002 ¥7,260/<a href="https://jp.pradabeauty.com/" target="_blank">プラダ ビューティ</a> Hearst Owned

YOGGY 今年はリップも盛り上がりを見せていました。「イヴ・サンローラン」は限定チークにもあったパープルが採用され、アイコニックなのに意外と使いやすくて人気でしたね。
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「シャネル」のリップは、まさに社会現象。完売しているカウンターが続出していましたね。飲み会でも落ちないロングラスティングと鮮やかな発色がキープできるのはうれしい限り!
KOZUE 「プラダ ビューティ」のバナナリップもSNSでよく見かけました。イエローはニュアンス程度で、繊細なラメ感が美しくバズるのも納得。

各社のスター化粧水が新発売&リニューアルラッシュ

1 3種の有用成分を配合し、ゆらぎに負けない肌へと導く。イモーテル リセットトリプルエッセンス 150㎖ ¥11,000/<a href="https://jp.loccitane.com/" target="_blank">ロクシタンジャポン</a> 2 独自開発成分のエクトビオシスを新配合。ワンランク上の保湿力を目指す。ザ ローション EX 全3種 ¥6,930/<a href="https://www.sofina.co.jp/est/" target="_blank">エスト</a> 3 肌の回復力に着目。潤いで満たされた肌へ。ジェニフィック アルティメ エッセンス ローション 150㎖ ¥9,900/<a href="https://www.lancome.jp/" target="_blank">ランコム</a> Hearst Owned

YOGGY 「コスメデコルテ」や「エスティ ローダー」など、特に下半期は化粧水の発売ラッシュでしたね。「ロクシタン」は人気のイモーテルの3層化粧水がパワーアップしています。
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「エスト」は砂漠などの過酷な環境でも乾かないテストをするなど、前作よりもさらに保湿力を強化したそう。
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「ランコム」はジェニフィックシリーズから満を持しての化粧水が登場。βグルカンやプロキシレンなど配合成分にこだわったのはもちろん、保湿、ハリ、ツヤなど手応え十分です。

ただのいい匂いではない。機能性フレグランスが充実

1 シトラス&スパイシーでアロマティックに。オードパルファン ロスト イン ザ クラウド 50㎖ ¥16,500/<a href="https://www.athletia-beauty.com/" target="_blank">アスレティア</a> 2 マインドに寄り添う上質な香り。エッセンシャルセンツ R 全6種 10㎖ ¥5,720~5,940/<a href="https://www.threecosmetics.com/" target="_blank">スリー</a> 3 調香が異なる6種がそろう。スキンフレグランスジェル 全6種 25㎖ ¥4,400/<a href="https://www.ipsa.co.jp/" target="_blank">イプサ</a> Hearst Owned

KOZUE 精油がマインドに影響するのは有名ですが、「スリー」は精油100%で調香し、精油は呼吸にも影響があるというエビデンスを取得。他ブランド含め、最近の潮流と言えます。
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「アスレティア」も精油にこだわりつつ、1ードデカノールという成分を配合。解放的な気分に導くそう。
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「イプサ」は肌と心の影響に着目をしたジェルを開発。これを感覚ではなく、カウンターで分析し提案するのが「イプサ」らしい。来年はどんなコスメが登場するのか、どんな新技術が発表されるのか、今から楽しみですね!

【今年を振り返ったエディター】

ASAKO:下地やチークでラベンダーや青みピンクにトライした年。透明感が爆上がりしご満悦です。

KOZUE:エイジングスキンケアの進化にラグジュアリーコスメの誕生、美容の可能性に感動した1年。

YOGGY:私的ヒットは「デジャヴュ」のシアーカラーブロウ。眉が自然な色素薄い系になりヘビロテ。

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