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シェイディング+チーク+ハイライトでつくる大人の立体感。

  • 2026.3.12

年とともに輪郭がぼやけたり、色ムラやへこみが現れたり。トレンドのカラーメイクを楽しむためにも、上質な素肌に影・血色・光を重ねて自然な立体感をつくる、大人のためのテクニックを覚えよう。メイクアップアーティスト水野未和子が動画つきで指南。

タンクトップ¥14,300/ババコ(オーチャードレイン)中に着たキャミソール¥5,940/イムズホワイトトパーズのピアス¥49,500/カジャビジューネックレス¥17,600/ノーム

すっぴん?と見紛うようなスーパーナチュラルな肌に、スキントーンの淡いメイクカラー。ヌーディルックの極みともいえる、今季のトレンドメイクの完成度を握るのは、骨格が美しく際立つ、艶やかな肌の存在感だ。そして、年々ゆるんでぼやける大人の顔にそんなメリハリとツヤを堂々復活させるのが、影・血色・光の繊細レイヤードでつくる立体感ベースメイク。

「顔に理想的なメリハリを出すには、骨格に正しく沿った陰影と色ツヤが必要です」とメイクアップアーティストの水野未和子は言う。

「でも歳を重ね、肌も骨も変化することで、それぞれの位置がズレていく。大人の肌印象に締まりがなくなるのはこのせいです。だからシェイディング、チーク、ハイライトで、肌の上の影・血色・光を本来あるべき位置に戻してあげる。そうすれば、自ずと立体感が生まれます」

ただし、埋もれた骨格を掘り起こそうと、濃すぎる影や強すぎる光、彩度高めの血色などの間違った"仕込み"をするのはNG。

「不自然で古くさい顔になり、逆に大人の肌の欠点を目立たせてしまうから要注意。目標はあくまでも整った骨格が持つナチュラルな奥行き感。素肌本来の色や質感になじむアイテムを薄く薄く重ね、もともとそこにあったかのようなリアルな影や血色、光が再現できれば成功です」

Attention大人の肌づくり、気を付けたい6つのこと。

1. パウダーのハイライターは、エイジングサインを強調する。肌の水分を粉に奪われ、シワが悪目立ち。せっかく与えたツヤ感も台無しに。乾く大人の肌には、リキッド&バームのうるみツヤが適任。

2. 大粒パールの白い光は、ヌーディな素肌印象を遠ざける。生身の肌にはないギラッとした白い輝きは、目指す立体素肌とは真逆の不自然な人工的な肌に。

3. 光・影・色を派手に重ねるほど、"強欲"な怖い顔になる。引き締めたい、艶めきたい、高揚したい。すべての欲望が喧嘩して、素肌の抜け感を阻害する。

4. まあるく入れた赤いチークも、パーリーな青みピンクチークも、"若く見せたい人"に見える。血色らしからぬ彩度や輝きがつくる"萌え頰"は大人には不釣り合い。モーヴピンクが妥当。

5. "そこに影がある"と思わせた時点で、負け。シェイディングを入れた影の存在を感じるほどに露呈する、肌のゆるみの痛ましい隠蔽感。ぱっと見にはわからない"微陰影"が正解。

6. 濃くシャープな影は、ヘルシーな印象を削ぎ取る。頰のラインに鋭角に入れた影は、引き締め感を超えてコケ感をつくり、病的な印象を醸し出す。

水野未和子/Miwako Mizunoメイクアップアーティスト英国LCF を卒業後、ロンドンでキャリアをスタート。立体感や生命感を掘り起こし、その人だけの魅力を際立たせる「ディファインメイク」を提唱し、俳優やモデルからの信頼も厚い。@mizuno.miwako

Step 1 肌の土台を整える。

土台となる肌には、色と質感の均一性がマスト。最新ベースでくすみや色ムラを補正し、なめらかに整えて。影・血色・光のレイヤードが映える、至極"薄軽"な仕上がりを意識。>>Read More

Step 2 影を仕込む。

ぼやけた輪郭や目元、鼻筋を引き締める影の力。でも、濃すぎる陰影の"彫刻感"はかえって肌のハリのなさを際立たせ逆効果に。繊細な影のニュアンスだけを仕込むのがポイント。>>Read More

Step 3 血色を纏う。

光と影で掘り起こす立体感を端正に磨き上げる中に、人肌の温かみを与え、生命感を吹き込むのが血色の役目。肌の上で色を主張させすぎず、内側からの上気感を纏うのが正解。>>Read More

Step 4 光を重ねる。

顔の高い位置に現れるみずみずしいツヤの光は、メリハリ顔の象徴。大人の立体感仕上げに、リキッドやバーム状のハイライターを極薄に丁寧に重ねて、湿度高めのツヤ感をオン。>>Read More

問い合わせ先:イムズhttps://immez.official.ec/オーチャードレインinfo@babaco.jphttps://shop.babaco.jp/カジャビジュー06-6599-9595https://kajabijoux.com/ノーム06-6377-6711

*「フィガロジャポン」2026年4月号より抜粋

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