【RIZIN】「朝倉未来はギャンブラー」朝倉兄弟の“恩師”がシェイドゥラエフ戦での“秘策”に期待感「これだと当たるかな？というのはある」

旗揚げ10周年を締め括る格闘技イベント「Yogibo presents RIZIN師走の超強者祭り」は12月31日、さいたまスーパーアリーナにて開催される。
朝倉兄弟を発掘した“恩師”としても知られる元プロレスラーで格闘技団体「THE OUTSIDER」のプロモーターを務める前田日明氏は17日、自身のYouTubeチャンネルを更新。同大会でもひと際注目を集めるフェザー級タイトルマッチ「ラジャブアリ・シェイドゥラエフ vs. 朝倉未来」を展開予想した。

■「ひょっとしたらはある」

前田氏は未来と25歳王者の対戦について「どう考えても無理な試合」とバッサリ。しかし「一発狙いの『これが当たったら』というのを1つ2つ気が付いて、一か八かでやるのかなと思い始めた」と“秘策”の存在に期待を寄せた。
戦績15戦15勝（6KO、9SUB）で全フィニッシュの王者への挑戦は「普通に考えたら無理」としつつも、未来が勝つ場合は「案外早いラウンドで、フラッシュダウンからのパウンドで勝っちゃうのかな」と早期決着を予想。
王者シェイドゥラエフの実力については「組み力もすごくある。スタミナも無尽蔵。打撃のセンスも目もいい。隙がない」と大絶賛した。

試合展開については「勝っても負けても早いラウンド。判定はないのでは」と予想。未来側の戦法としては「誘って、狙っているやつを当てに行く感じ」とカウンター狙いだとし、「ポジション取られないように自分の間合いと立ち位置で勝負できるか、取り合いの試合になる」とラウンド序盤は緊張感のある静かな立ち上がりになるとの見解を示した。
また、「シェイドゥラエフには穴はないけど、一発“これだと当たるかな？”というのはある」と気になる発言も。続けて「それに気が付いているのかな。未来から手を上げて自分からやりたいと言い出したということは、これだったら俺できるという自信があったんでしょう。これにかけて一発勝負でやったらひょっとしたらはある。未来はギャンブラーですよ」と一発の可能性にも言及した。
「シェイドゥラエフに勝てるようだったらUFCに挑戦したほうがいい」とも語った前田氏。果たして未来は下馬評を覆し大金星をあげることができるか。