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【京都・路地裏の名店】究極のぷるぷる食感!先斗町で舞妓さんも愛する「極上和菓子」

  • 2025.12.17

こんにちは、おいしいものには目がない京都人、葵(あおい)です。京都スイーツといえば「わらび餅」が定番ですが、みなさんは食べた瞬間に消えてなくなるわらび餅に出会ったことはありますか?今回は、花街・先斗町(ぽんとちょう)の路地裏にひっそりと佇む、知る人ぞ知る名店をご紹介します。夕方には売り切れてしまうことも多い、まさに幻の逸品です!

石畳の路地に溶け込む、創業120年の老舗

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場所は、京阪「三条駅」から徒歩約6分。
鴨川沿いに広がる花街・先斗町の細い路地を歩いていくと、趣のある木の看板が見えてきます。ここが明治31年創業の老舗『先斗町駿河屋(ぽんとちょうするがや)』です。

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店先に掲げられた「ひ・と・口・わ・ら・び」の文字。独特の書体から漂う老舗のオーラに、期待値がグンと上がりますね。
先斗町という場所柄、舞妓さんや芸妓さんへの差し入れ(お持たせ)としても愛され続けてきた名店なんです。

時間が止まったような静寂の店内

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暖簾をくぐると、外の喧騒が嘘のような静かな空間が広がります。
立派な木の看板や竹の装飾など、京都らしい和の情緒たっぷり。こじんまりとしていますが、凛とした空気が流れていて、背筋が少し伸びるような心地よさがあります。

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ショーケースには見本が並べられており、注文を受けてから奥の厨房で商品を用意してくれるスタイル。作り置きをせず、その日に作った新鮮なものだけを提供するというこだわりが素晴らしいですよね。

これぞ職人技!看板メニュー「ひと口わらび」

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店内には手書きのメニューが貼られており、「ちどりやき」や「バターつぶあんどらやき」など、どれも魅力的。
しかし、今回のお目当てはやはり看板商品の「ひと口わらび」です。
通常は6個入りなどの箱売りがメインですが、自分用にも嬉しい「3個入り」830円(税込)を購入しました。

ぷるぷる&もちもち!至福の食感体験

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白い箱を開けると、きな粉を纏った可愛らしいわらび餅が3つ並んでいます。
「ひと口」という名前ですが、一口で食べるのがもったいないほどの存在感。

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お皿に移そうと持ち上げた瞬間、その繊細な柔らかさに驚きました。
指で摘むと形が変わってしまうほど柔らかいのですが、しっかりとした弾力も感じられます。

いざ、実食。
口に入れると、ぷるんとした弾力ともちもちの食感がたまりません!
こちらのわらび餅は、貴重な「本わらび粉」を使用しており、極限まで薄く、かつコシのある生地に練り上げられています。中には滑らかな「こし餡」がたっぷりと入っていて、噛むたびにわらび餅の心地よい弾力と、餡の上品な甘みが口の中で溶け合います。

きな粉は甘くなく、こし餡の風味を引き立てる名脇役。
柔らかいだけじゃない、本物のわらび餅ならではの「コシ」を楽しめる贅沢な一品でした。これは舞妓さんたちが虜になるのも納得です。

まとめ

賞味期限は「当日中」。その繊細さも含めて、京都でしか味わえない贅沢なスイーツです。
夕方には売り切れてしまうことも多いので、確実に手に入れたい方は早めの来店か予約がおすすめ。
先斗町の散策がてら、この「極上の食感」をぜひ体験してみてください。自分へのご褒美にも、大切な人へのお土産にも、自信を持っておすすめします!

店舗情報

店名:先斗町駿河屋
住所:京都市中京区先斗町三条下ル材木町187
電話番号:075-221-5210
営業時間:10:00~18:00
定休日:火曜日・水曜日

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