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寒い季節ほど痩せやすいって本当?冬に代謝が上がる理由と「やせスイッチ」の入れ方

  • 2025.12.17

「冬って太りやすい気がする…」という声をよく聞きますが、実は冬は“代謝が上がりやすい季節”。なぜなら、気温が下がるほど、体は体温を保とうとしてエネルギーを多く使うから。問題は、その代謝アップの流れに乗れず、冷えや運動不足で体が省エネモードになってしまうこと。そこで今回は、冬の代謝を味方につけて、自然と痩せやすい体に近づくための「やせスイッチ」の入れ方を紹介します。

冬は本来“痩せやすい季節”。代謝が上がる仕組みを知る

気温が下がると体は体温を保つために多くのエネルギーを消費します。これが「基礎代謝が上がる」という現象。外が寒いほど体内では熱産生が活発になり、何もしていなくても燃える量が増えます。

寒い季節ほど痩せやすいって本当?冬に代謝が上がる理由と「やせスイッチ」の入れ方

しかし実際には「冬太り」が起こりやすいのも事実。その理由は、冷えで血流が滞り、筋肉が固くなってしまうこと。代謝が上がるはずの季節なのに、体のめぐりが悪いと“燃やす土台”が弱まり、太りやすい状態に。まずは「冬こそ代謝が上がるチャンス」という基本を押さえておきましょう。

代謝を落とす“冷え”を断つ。朝の体温上げでやせスイッチON

冬に太りやすくなる最大の敵は、体の冷え。体温が1℃下がると代謝が10%前後落ちるとも言われ、冷えたまま過ごすほど消費カロリーは低下します。

そこで意識したいのが、朝の“体温上げ”習慣。起きたら白湯を一杯飲む、首・肩・腰を軽く回して血流を促す、朝日を浴びて自律神経を整えるなど、たった数分の工夫で体は一気に動き出します。朝の体温が一度上がれば、その後の代謝がスムーズに働き、日中の“燃えやすい流れ”をつくることができます。

筋肉を使うとさらに燃える。冬は“引き締めチャンス”が多い

寒い季節は、筋肉がエネルギーを使いやすいタイミング。冷えた体を温めるために自然と筋肉が使われ、少し動くだけでも燃えやすい状態に。ここに軽い筋トレやストレッチを組み合わせれば、消費カロリーはさらにアップします。

例えば、朝のスクワット10回、夜の脚上げ運動、ながらストレッチなど、短時間の動きでも効果は十分。特に下半身の大きな筋肉を動かすと、体全体の代謝が底上げされやすく、冬の“代謝アップしやすい体質”をそのまま春以降へ持ち越しやすくなります。

冬は実は“痩せるチャンス”が多い季節。代謝が自然と上がるこのタイミングで、冷え対策と軽い運動を組み合わせれば、無理なく体型が整いやすくなります。今日できる小さな習慣から、冬のやせスイッチを入れていきましょう。<取材・文:beauty news tokyo編集部 監修:KEI(パーソナルトレーナー歴5年)>

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