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【京都洋食】冬に食べたい塊肉入り熱々『ビーフシチュー』知る人ぞ知るシチュー名店「炎の池」

  • 2025.12.12

おおきに~豆はなどす☆今回は山科区、旧三条通竹鼻街道の商店街に昔からある洋食、シチューの名店。寒い日のランチに、久々に自慢のシチューをいただきました。

知る人ぞ知る、昔から商店街に佇む二代続くシチュー名店

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山科区、JR山科駅から旧三条通りをさらに南下した竹ノ街道の商店街。ここに、古くから地元民に知られるシチュー名店『炎の池』があります。この日は寒さ厳しい観光の途中、温かいものが食べたいとこちらのことを思い出してやってきました。

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創業41年、この商店街の中では古株のお店で、かつて紙媒体のガイドブックが全盛だった頃には山科グルメの名店として、よく紹介されていたお店。私も数十年前に来店した記憶のあるお店で、その頃は年配のご夫婦で営まれていました。後で聞くと、現在2代目が30年前にお店を引き継がれ、営業されている様子。

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先代の頃はシチュー一択の印象でしたが、昼時には日替わり弁当など1000円以下で食べられる手軽なランチも提供。

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そして店内は、以前と変わらない雰囲気を持ちつつ広くなった印象。パーテーションを設けられたテーブル席に和紙製ランプシェードが落ち着く雰囲気。有名人が訪れた証しとして、サイン色紙が多数飾られ、何気に有名店であることを物語っています。

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そういえば、以前もこんな大きめタイルを貴重としたテーブルだったことを思い出す懐かしさ。この時、同じように「高校以来、30年ぶりに来店しました!」というお客もいたり。

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メニューは自慢のビーフシチュー、タンシチューの他、以前よりバリエーション増え、トマトシチューやクリームシチューもある様子。さらにパスタや洋食メニューもあり種類豊富。

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夜仕様のおつまみ的メニューもあります。

で、今回は創業当初からの名物ビーフシチューかタンシチューか迷っていると、ビーフ&タンのミックスシチュー1650円があり、それに単品でミニサラダ250円、パン250円を追加し、合計2150円という組み合わせに。他、単品にスープ、サラダ、パンorご飯、ドリンク付き+850円というセットもあり。

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で、しばらくして登場したのがこちら。
年季の入った木製のお盆に蓋付で土鍋シチューが登場。大量の湯気とグツグツと煮える気泡の大きさから、その熱さととろみ具合を感じたり。

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他、なんて艶やかなバタードールという出で立ち2個と添えられたバター。

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彩りバランスいいミニサラダという構成。

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まずはミックスシチュー。
デミグラスソース系ということですが、先代の頃より明らかに濃厚かつ深みのある味わいに。ビーフシチューもお店によって味の傾向がかなり違ってきますが、こちらは赤ワイン、こってり脂質系というよりは、旨味デミグラス系という感じですかね。味のベースは先代を踏襲されていますが、格段に以前より美味しい印象。

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何より驚きなのが、かなりの塊状のお肉がゴロゴロと5~6切れ。ビーフは赤身すね肉のようで、ホロホロと口の中で勝手に分解されていくような柔らかさ。牛タンもトロっと口の中でとろけるような。トータルでステーキほどの量を食べているようなボリューム感。

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昔懐かしいシャトー剥きのジャガイモ、人参と玉ねぎも一緒に。かなり具沢山でボリューミーなシチューに。

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パンもふっくら焼きたてで美味。

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サラダも洋食店らしい酸味の効いたフレンチドレッシングで、紫玉ねぎやトマトの感じもバランスよし。

数十年ぶりに再訪しましたが、以前にも増してシチューの美味しさに磨きがかかり、また他のシチューや洋食メニューも試してみたいな、と思える美味しさ。しかも、けっこう破格というかコスパいいシチューだと思います。穴場グルメ。特にこれから寒い季節にはもってこいのシチュー専門店ですね。ヨ~イヤサ~♪

詳細情報

店名:シチューの店 炎の池
場所:京都市山科区竹鼻竹ノ街道町43−45
電話:075‐593‐9171
営業時間:11:00~20:45
定休日:火曜日

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