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男性「俺の女に何か?」夫「はい?」駅で困っている母子に手を差し伸べた瞬間 → 予想外の出来事が

  • 2025.12.13

エレベーターがない階段でベビーカーを持って困っている母子に遭遇したら、「何か手伝ってあげたい」と感じる人は多いのではないでしょうか。これは筆者の知人が親切心で手を差し伸べた結果の、まさかの一言に言葉を失った話です。

画像: 男性「俺の女に何か?」夫「はい?」駅で困っている母子に手を差し伸べた瞬間 → 予想外の出来事が

困っている母子を助けた結果

夫と子どもの3人で出かけたときのことです。1人の若いママさんが抱っこ紐に赤ちゃんを抱っこしながら、2歳くらいの上の子の手をつなぎ、駅の階段をベビーカーを持って上がろうとしていました。

最寄りの小さな駅にはエレベーターがなく、階段しかないのです。同じ子どもを持つママとしてその大変さは言うまでもなくわかります。

私はすぐに夫に手伝ってあげてと頼みました。夫もそのつもりで「よかったらベビーカーお持ちしますよ」と声をかけたのです。

俺の女に何か!? というまさかの返答

すると、どこからともなく出てきた男性が「俺の女に何か?」と、敵意むき出しに割って入ってきたのです。

夫は一瞬何のことがわからず戸惑っていました。その男性はもう一度「俺の女なんだけど」と夫をにらみながら、ママさんに「もたもたするな」と言い捨ててその場を去って行ったのです。

ママさんが「すみません、夫です」と慌ててベビーカーを抱えてその男性に付いていくのを見てはじめて状況が吞み込めました。

男性はママさんの夫で、子どもの父親だったのです。

驚きとやりきれない思い

助けを拒否されたこと以上に、その場にいるにも関わらず、1人で2人の子どもを連れてベビーカーを持って階段を上がる大変さを理解しようとしない態度に心底驚きました。

おまけに自分の奥さんに声をかけた私の夫が気に入らなくて、ナンパか何かと勘違いして怒っていることにも驚きを隠せませんでした。

結局、最後まで奥さんを手伝うことなく、1人で先に去って行った彼の行動は、夫として、父親としてどうなのだろうかと考えさせられました。

このご時世いろんな人がいて、困っていても声をかけるのもためらわれますが、これにはさすがに私も夫もびっくりでした。この出来事を通じて、夫は「親切心が裏目に出ることもある」と戸惑いつつも、困っている人を見かけたら、リスクを恐れず今後も助けの手を差し伸べようという気持ちを大切にしたいと語っていました。

また、自分の家族との関わり方を改めて見つめ直すきっかけにもなった出来事でした。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Kumi.M
保育士歴25年。ママたちの修羅場、バトルを多数目撃し、その経験を元にコラムニスト活動をスタート。アラフィフ主婦となった現在は、ママ友・育児・嫁姑問題などを、幅広い人脈を駆使してインタビューを行い、執筆する。

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