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義母「産後の手伝いに来てあげたわよ」でも、ゴミ出しの朝──嫁が『むしろ怒りが爆発しそうになったワケ』

  • 2025.12.12

産後、赤ちゃんの世話をしながらの生活は大変ですよね。そんな時、身内が手伝いに来てくれるとなれば嬉しいはずなのですが、どうもそうではないようで……
筆者の友人C子の体験談をお届けします。

画像: 義母「産後の手伝いに来てあげたわよ」でも、ゴミ出しの朝──嫁が『むしろ怒りが爆発しそうになったワケ』

義母来訪

C子は第一子出産後、一か月の里帰り期間を終えて自宅マンションに戻って来ました。
するとそこに待ち構えていたように義母がやって来ます。
こちらからお願いしたわけではないのに、
「手伝いに来てあげたわよ」
となぜか上からの物言いです。

そして、義母が言う「手伝い」とは、息子である夫の身の回りの世話を指していたようで、夫不在の日中は、C子の家事や育児のサポートは全くなし。
かえってC子は、義母がいるために自由に寛げない状態が続きました。

ストレスが溜まる

滞在の終わりを待ち遠しく思う日が続いていました。

ある朝のことです。その日は燃えるゴミの日だったので、部屋中からゴミを集め玄関で袋にまとめていました。
背後に気配を感じて振り返ると、そこにジトッとした目でこちらを見つめる義母が立っていました。
「そのゴミ、まさか息子に捨てさせるんじゃないでしょうね?」
「え? 違いますけど?」
C子の返事を聞くと、義母はフンッと鼻を鳴らして去って行きました。

手伝いとは?

その後ろ姿を見て、C子は猛烈に腹が立ってきました。
そんなに自分の息子に家事をやらせたくないの? 「産後の手伝いに来た」お義母さんには、私の状況は見えていないの?

今まで気を遣って義母に言い返せなかったC子でしたが、この出来事を機に少しずつ変わっていきました。

そして現在。
「今だったら、じゃあお義母さんゴミ捨てお願いしますね。って笑顔で言えるんだけどね。あの頃の自分を助けに行ってあげたいわ~」
母は強し。頼もしく強くなったC子なのでした。

【体験者:40代・女性パート、回答時期:2025年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:田辺詩織
元医療事務、コールセンター勤務の経験を持つ在宅ワーカー。文学部出身で、文章の力で人々を励ましたいという思いからライターの道へ。自身の出産を機に、育児ブログを立ち上げ、その経験を生かして執筆活動を開始。義実家や夫、ママ友との関係、乳幼児期から中学受験まで多岐にわたる子育ての悩みに寄り添い、読者が前向きになれるような記事を届けている。

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