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皮膚炎に苦しむ私に、ママ友が「顔ひどいね(笑)」なんて残酷な言葉、、え!? 夜に『まさかの連絡』が

  • 2025.12.13

原因不明の皮膚炎で人に会うのも怖くなっていた私。そこへママ友の心ないひと言が追い打ちになるものの、ある連絡をきっかけに事態がまさかの展開へ! そんな予想外のエピソードをお届けします。

画像: 皮膚炎に苦しむ私に、ママ友が「顔ひどいね(笑)」なんて残酷な言葉、、え!? 夜に『まさかの連絡』が

日々悪化する肌、2年半悩み続けたナゾの皮膚炎

6年前、左頬に小さな赤みが出たのが始まりでした。すぐ治ると思っていたのに、たった数週間で頬全体へ広がり血がにじむほどに悪化。鏡を見るのが怖いほどでした。

近所の皮膚科、総合病院、評判の良いクリニック……。どこも私の肌には合わず、原因不明のまま 2年半がたちました。

「治らないかも」と、暗い気持ちが心の大半を占めていました。

そんなとき、ママ友からランチの誘いが入ったのです。

顔を見るなり、衝撃のひと言

外出は気が重いものの、子どもの話がしたくて思い切って出かけました。事前に“肌荒れがある”と伝えていたのに、再会した瞬間、彼女のひと言に固まりました。

「聞いてたより全然ひどいね!」

思わず苦笑いを浮かべながら、胸がチクリと痛みました。

さらに「お迎えのとき、園児たちビックリしちゃうじゃん!」と続いた無神経な言葉。
ショックで、うまく笑えませんでした。

落ち込んだ夜に届いた“まさかの連絡”

沈んだ気持ちのままむかえた夜、スマートフォンが鳴りました。送り主は昼に会ったママ友。恐る恐る開くと、思わず息が止まりました。

「その皮膚炎に特化した病院、見つけたよ!」

詳しい治療法の動画、症例写真、専門医の情報……。画面いっぱいに並んだリンクに、思わず見入ってしまいました。

「絶対に合う病院あるよ。諦めないでね。ダメ元で行ってみよう!」

昼間の刺さった言葉の裏に、こんなにも深い気遣いが隠れていたなんて。傷ついた心がじんわり温まっていきました。

紹介された病院で希望の光が

教えてもらったのは美容皮膚科も併設された専門性の高い病院でした。初診で「大丈夫、1カ月で改善するよ」と言われた瞬間、久しぶりに胸が軽くなりました。

そして、薬を使い始めて数日。

鏡の中の肌に、まさかの変化が現れました。あれほど頑固だった腫れと赤みが、スッと引きはじめたのです。

「治るかもしれない……!」

1カ月後には赤みがほとんど気にならない状態に。長く止まっていた時間が、ようやく動き出したように感じました。

その後も彼女は、私の症状に合いそうな情報を見つけるたびに送ってくれました。忙しい中、時間を割いて調べてくれたことが本当にありがたかったです。

回復したと報告したとき、友人は自分のことのように喜んでくれました。

彼女がいなかったら、私の肌は今でも真っ赤に腫れていたと思います。あの日の無神経なひと言には傷ついたけれど、その奥にあった思いやりを知り、感謝があふれたできごとでした。

【体験者:40代・筆者、回答時期:2025年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:大空琉菜
受付職を経て、出産を機に「子どもをそばで見守りながら働ける仕事」を模索しライターに転身。 暮らしや思考の整理に関するKindle書籍を4冊出版し、Amazon新着ランキング累計21部門で1位に輝く実績を持つ。 取材や自身の経験をもとに、読者に「自分にもできそう」と前向きになれる記事を執筆。 得意分野は、片づけ、ライフスタイル、子育て、メンタルケアなど。Xでも情報発信中。

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