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「もう若くないから」と諦めてきた私。やりたいことを楽しむ友人から『返ってきた言葉』にドキリ

  • 2025.12.12

友人Aの話です。
高校時代からの友人は、今も変わらず行動的。
50代になった今も「やりたいことは全部やる」と笑う彼女の姿に「もう若くない」とブレーキをかけていた自分を反省した出来事です。

画像: 「もう若くないから」と諦めてきた私。やりたいことを楽しむ友人から『返ってきた言葉』にドキリ

変わらない友人のパワーに圧倒される

高校時代からの友人Aは、昔からとにかくアクティブ。
家族の用事に親族のサポート、さらに推し活やスポーツクラブまで、予定はいつもぎっしりです。
朝から晩まで動きっぱなし、でも声をかけると「行くよ!」とすぐに来てくれる彼女。
「少しは休んだら?」と声をかけたくなるほど動き続ける姿に、私はただ圧倒されていました。
同じ50代とは思えず、「どうしてそんなに元気なの?」と聞きたくなったのです。

「止まらない理由」を聞いてハッとする

ある日、久しぶりにお茶をしたとき、思い切って尋ねました。
「A、なんでそんなに頑張れるの?」
すると彼女は笑いながらこう言いました。
「中学のとき足を痛めて、陸上を諦めたことがあるの。あのときの悔しさが今も忘れられないのよ。だからもう後悔したくなくて、やりたいことは全部やるって決めたの」
その言葉に、胸がドキッとしました。

「若くない」と諦めていた自分に気づく

思えば、私はいつの間にか「もう若くないし」「無理をしてまで」と自分にブレーキをかけてしまいます。
やりたいことがあっても、年齢を理由に一歩引くたび、どこかで「そのほうが楽だ」と感じていました。
でもAは、過去の悔しさをエネルギーに変えて、今を全力で生きている。
そのまぶしい姿が、何よりも心に響きました。

「後悔しない生き方」を見せてくれた友人

それ以来、私も少しずつ「やってみたいこと」に挑戦するようになりました。
行きたかった場所へ出かけたり、昔の趣味を再開したり。
Aの姿は、私に「年齢を理由に諦めるのはもったいない」と教えてくれました。
50代になってもまぶしく輝く彼女を見ていると「もう若くない」なんて言葉が小さく思えます。

彼女のように、やりたいことを楽しむ生き方──それが、今の私の憧れです。
私も自分の時間を思いきり楽しみたいと思っています。
いつか私も、Aのように誰かを前向きにさせる存在になれたら。それが、今の小さな目標です。

【体験者:50代女性・筆者、回答時期:2025年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。

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