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ニコラス・ホルトがスーパーマンに選ばれなかった理由

  • 2025.12.8
David Corenswet and Nicholas Hoult attend the "Superman" Fan Event

ジェームズ・ガン監督作の『スーパーマン』(2025)で、ヴィランのレックス・ルーサーを演じたニコラス・ホルト。彼は当初、主人公スーパーマン/クラーク・ケント役を志望していたものの、オーディションで選ばれたのはデヴィッド・コレンスウェットだった。その理由をガン監督が明らかにした。

「キャスティングの秘訣は、適材適所の人材を見つけることです。誰も間違ったことをしたわけでなく、私が思い描いたスーパーマン像に合わなかっただけです。オーディションを受けたニコラス・ホルトは素晴らしい俳優で、ある意味でデヴィッドより優れているという人もいました。でも、役どころに合わなかったんです。彼が起用されなかったのは、そのためです」と『Jake's Takes』で語った。

「人によって演じ方はさまざまですが、ニコラスはよく制御された俳優です。オーディションでは、ロイス役とクラーク役の俳優を混ぜ、相性を確認しました。自分をコントロールできるニコラスは、そうでないロイス役候補の別の俳優と非常に相性が良かった。2人は対照的でした。デヴィッドはレイチェル(・ブロズナハン)と相性が良かった。彼女は非常に落ち着いた俳優で、彼はより自由な演技をするからです。それが、スクリーン上で異なるダイナミズムを生み出すのです」

『スーパーマン』(2025)
SUPERMAN -Nicholas Hoult as Lex Luthor, David Corenswet as Superman, 2025.『スーパーマン』(2025)

なお、ガン監督の思惑は功を奏し、今年7月に日米同時公開された『スーパーマン』は、全世界で6億ドルを超えるヒットを記録。2027年7月9日公開の続編『マン・オブ・トゥモロー』では、ニコラス演じるレックス・ルーサーとスーパーマンが協力し、強敵ブレイニアックと戦う物語となるという。

Text: Tae Terai

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