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「ジョボボボ!」友人宅のトイレから響いた音に私は顔から火が出る思いをしたワケ

  • 2025.12.7

友人の家に泊まりに行った日のこと。事前に何度も夫に注意をしたにもかかわらず、当日の振る舞いに私は顔から火が出る思いをしました。

夫のこだわり

ある日、きれい好きな友人の家に、私たち夫婦を含めた数人でお呼ばれして、お泊まりすることになりました。友人がきれい好きなことは、普段の会話の中からも伝わってきていたので、私は夫に「友人の家をなるべく汚さないように、特にお手洗いや洗面所などの汚れやすい場所は特に気を付けて、きれいに使うようにしてね」と念押ししていました。

というのも、夫には以前から「立って尿をする」ことに強いこだわりがありました。私は何度も「飛び散りやすいから、座ってしてほしい」とお願いしてきたのですが、「座ると便器にあたるから嫌だ」と言って、聞き入れてくれなかったのです。そんなに長いのかな?と内心思いながらも、今回は友人の家ということもあり「せめて友人の家でだけは座ってしてほしい」と口酸っぱくお願いして当日を迎えました。

明らかな音とにおいに

友人の家は少し年季の入った一軒家で、壁も薄め。しかし、インテリアや掃除が行き届いていて、とても居心地の良い空間でした。

けれど到着して間もなく、夫がトイレに行った際、「ジョボボボ!」という大きな水音がリビングまで響いてきたのです。壁が薄いとはいえ、まさかここまでとは思わず、私は顔が熱くなるほど恥ずかしくなりました。リビングに戻ってきた夫に視線を送っても、本人は知らん顔。その直後、友人が無言で掃除道具を持ってトイレへ向かった姿を見て、申し訳なさと気まずさでいっぱいになりました。

さらに、友人宅のトイレには「使ってね」と言わんばかりにスプレー型の消臭剤が目立つ位置に置かれていました。みんながそれを使う中、夫だけが使用する気配もなく、便をした後には下水の配管の故障を疑うほどの強烈なにおいがトイレ付近に立ちこめていました。

私は慌てて「スプレー使って」と小声で伝えましたが、夫は笑いながら「便は臭くて当たり前だろ。友人からスプレーを使ってほしいなんて言われてないし、そんな神経質になるなよ」と一蹴。笑っているのは夫だけで、周りは明らかにドン引きしていました。

謝罪をするも…

帰宅後、私はすぐに友人へ謝罪の連絡をしました。「事前に私からもきれいに使うよう何度も伝えていたけれど、夫には届かなかったようです。多分今後も変わることはないと思うので、また集まりがあっても私たちは招待から外してもらって構いません。本当にごめんなさい」と伝えました。

その後も何度か同じような集まりはあったようですが、私と夫が呼ばれることはなくなりました。友人の判断は当然だと思う一方で、少し寂しさも感じました。

まとめ

「郷に入っては郷に従え」という言葉がありますが、呼ばれた側だからといって好き勝手に振る舞って良いわけではないと思います。自分の考えや習慣があったとしても、その場の空気や相手の価値観に一歩寄り添う気持ちがなければ、誰かを傷つけたり、信頼を失ってしまうこともあるのだと痛感しました。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

著者:遠藤ちよ/30代女性・主婦

イラスト/マメ美

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年10月)

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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