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「ポツンと一軒家」雲海が拡がる絶景テラスを自作! アクティブ移住家族、夏はキャンピングトレーラーで1ヵ月北海道を満喫

  • 2025.12.5

衛星写真でみつけた謎の一軒家の実態を徹底調査する番組『ポツンと一軒家』(ABCテレビ)。11月30日(日)の放送回は、『ポツンと一軒家×帰れマンデー見っけ隊!!豪華コラボ!3時間SP』として放送された。

今回、捜索隊がやってきたのは、静岡県の緑深い山中。車1台が通るのがやっとの山道を走り辿りついたポツンと一軒家には、ご主人(50歳)、妻(42歳)、長女(9歳)、次女(7歳)と、超大型犬2匹が住んでいた。

ご夫婦は、埼玉県三郷市出身。妻が中学生の時に市のイベントで小笠原諸島を訪れた時、現地スタッフをしていたご主人と出会った。その時は言葉も交わさなかったが、10年の時を経て、故郷の埼玉で運命の再会。交際が始まってすぐ、ご主人の「田舎暮らしをするけど、来るなら結婚しよう」というプロポーズから二人の新たな人生が始まった。

若いころのご主人は、埼玉県での大工見習いを経て小笠原諸島の土木会社で働いた後、カナダでログハウス作りを学び、帰国後に本職の大工に。ワーキングホリデーでオーストラリアに行った経験も持つ。「元気なうちに田舎暮らしを満喫したい」と、15年前に故郷の埼玉を離れ、海、山、川と三拍子そろったこの土地への移住を決意。自身が建設に携わった景勝地「恋人岬」で結婚式を挙げた。なかなか子供に恵まれなかった二人は、「夫婦と大型犬でのんびり暮らそう」と、別荘として使われていた「ポツンと一軒家」を10年前に購入。ところが家を購入した直後に子どもを授かったそう。

平成2年築の別荘を購入後、元大工のご主人は、広い開口部に8m×4mにも及ぶ広大なウッドデッキを作った。遮るもののない山々のパノラマ。雨上がりの朝には幻想的な雲海が現れることもあるという天空の絶景が、そこにはあった。

移住を機に、ご主人は大工から農業に転身。現在は、米作とみかん栽培を行っている。農業の閑散期となる夏休みには、ベッド、キッチン、シャワー、トイレが完備され、停車時にはリビングスペースが横に拡張するという驚きの機能が備わったキャンピングトレーラーで1ヵ月間を北海道で過ごし、乗馬体験などをして自然を満喫するという。

夫婦が移住した1年後には、ご主人の両親も麓の集落に移住。自宅近くに友だちの家がない娘たちは、週末に祖父母の家に泊まって友だちと遊ぶこともあるという。米作りのパートナーも、同世代の移住者夫婦。高齢化が進む地域において年配の農家から田んぼの重機作業を請け負うなど、地域に貢献して厚い信頼も得ている。

夫婦が娘たちに望むのは、ただ一つ「楽しく生きてほしい」ということ。その将来について「グローバルに育ってほしい。大きくなって都会の方がいいと言うなら、都会に行けばいい」と語る。

VTRを見終えたスタジオでは、「理想的だ」「子どもたちが都会に出ても、最後は戻ってきたいと思う場所。自分も子育てのしかたを変えなきゃなと思った」といった感動の声が相次いだ。一家の暮らしは、物質的な豊かさだけではない、自然と共にあり、家族や仲間との繋がりを大切にする、これからの時代の新しい幸福の形を示してくれた。

ゲストにタカアンドトシを迎えたバラエティ番組『ポツンと一軒家』(ABCテレビ)は、11月30日(日)の放送で紹介された

ABCテレビ・テレビ朝日系列『ポツンと一軒家』は、毎週日曜ごご7時54分から放送中。TVerでも無料見逃し配信。

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