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「あまりにも奇妙な怪我」で離脱した5名の選手

  • 2025.12.4

サッカー選手にとって怪我は仕事の一部でもある。近年はよりフィジカル的な部分が求められるようになり、競技レベルを上げるためにも身体に無理をかけることは不可欠なものになっている。

トッププロの選手は極めて気を使って体を作り上げているものの、それでも試合中の接触やトレーニングでの負荷、そして予期せぬ時のトラブルで大きな怪我を負ってしまう危険性をはらんでいる。

今回は『The Football Faithful』から「世界で最も奇妙な怪我をした選手たち」をご紹介する。

デイヴィッド・バッティ

画像1: (C)Getty Images
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怪我の原因:娘の三輪車

デイヴィッド・バッティは非常に激しいプレーを得意としていたファイターで、プレミアリーグやイングランド代表の歴史上でも屈指の守備的ミッドフィルダーの1人だ。

1999年、ニューカッスルに所属していた彼は、足首の靭帯を損傷してリハビリを進めていた。しかしそんな時、3歳の娘が運転する三輪車がおもむろに彼の足に直撃した。

それによってバッティは足首の靭帯損傷に加えてアキレス腱まで負傷することになり、さらに数週間のリハビリがプラスされてしまった。

デイヴ・ビーサント

画像2: (C)Getty Images
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怪我の原因:瓶

チェルシーやウィンブルドンで活躍を見せ、30歳にしてイングランド代表に初招集されるという珍しいキャリアを描いた名ゴールキーパー。2013年から2015年には50代で現役選手としてプレーしたことでも知られている。

彼が珍しい怪我をしたのは1993年。チェルシーでプレーしていた彼は、家でサンドイッチを作っている際にサラダクリームの瓶をポロッと落としてしまった。その直撃を受けたのは足の親指であり、なんと健が断裂していた。

当時チェルシーでレギュラーを確保していたにもかかわらず、この怪我によって長期離脱を経験したために第3ゴールキーパーに転落し、サウサンプトンへの移籍を余儀なくされている。

サンティアゴ・カニサレス

画像3: (C)Getty Images
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怪我の原因:ローション

2002年に行われた日韓ワールドカップを欠場することになったスペイン代表GKサンティアゴ・カニサレス。その原因は、大会直前にアフターシェーブローションの瓶を落としてしまったことだった。

それによって足の健を切ってしまったことでスペイン代表でのレギュラーポジションを失い、イケル・カシージャスが1stゴールキーパーに定着。カニサレスはその後2006年大会に招集されたものの、グループステージのサウジアラビア戦で出場したのみだった。

カニサレス自身は「決して不運だとは思っていない」と後に話したが、あの瓶の事件さえなければ…と思うファンは少なくないだろう。

マルコ・アセンシオ

画像4: (C)Getty Images
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怪我の原因:ニキビの化膿

2017年9月のUEFAチャンピオンズリーグ開幕戦で、当時レアル・マドリーに所属していた21歳のマルコ・アセンシオが奇妙な状況によって欠場を余儀なくされた。

報道によれば、アセンシオは膝の毛を剃っていたときにニキビを傷つけてしまい、その箇所が感染によって激しく化膿したことによってプレーできなくなったという。靴下を履けなくなってしまったからだ。

それを聞いた解説者のギャリー・リネカーは、「俺の時代なら考えられなかったね。あの時はワックスで脱毛していたから」とツイートして大きな話題になった。

ダレン・バーナード

画像5: (C)Getty Images
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怪我の原因:犬のおしっこ

事故は起こるものだが、その原因が犬のおしっこだとは。本当に不運なことだ。チェルシーやレディング、ブリストル・シティなどでプレーしたダレン・バーナードは、バーンズリーに所属していた1999年に怪我を負ってしまった。

自宅のキッチンに足を踏み入れた彼は、愛犬が粗相をしていたことにより、尿で足を滑らせてしまった。そのために膝の靭帯を断裂してしまい、なんと5ヶ月間もの離脱を経験することになった。

※選出基準は、各選手の実績に基づきながら筆者またはメディアの主観的判断も含んでおります。

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