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【MLB】守護神獲得を目指すドジャースに地元メディアがハッパ……有力候補の新天地が続々決まり、「もう待つことは許されない!」

  • 2025.12.3
エドウィン・ディアス(C)Getty Images
SPREAD : エドウィン・ディアス(C)Getty Images

メッツは1日(日本時間2日)、ヤンキースからフリーエージェント(FA)となっていた救援右腕デビン・ウィリアムズ投手と3年総額5100万ドル(約70億円)で合意した。
これを受けて、今オフの移籍市場でリリーバーを求めているドジャースはどう動くのか。地元メディアは「迅速に行動を起こすべき」と球団にハッパをかけた。

■いよいよ限られてきた選択肢

今オフの特徴か、移籍市場に出ている抑え候補の新天地が続々決定している。今回メッツ移籍が決まったウィリアムズのほか、すでにライセル・イグレシアス投手がブレーブス、フィル・メイトン投手がカブス、ライアン・ヘルズリー投手がオリオールズと合意した。
メッツからFAになったエドウィン・ディアス投手、パドレスからFAになったロベルト・スアレス投手、レイズからFAになったピート・フェアバンクス投手ら、まだ有力な抑え候補は市場に残っているが、選択肢は限られてきた。
そんな中、クローザー獲得を目指す王者ドジャースに向けて、地元メディア『ドジャース・ウェイ』は、「迅速に行動を起こすか、獲得に至らなかった理由を必死で探すか、どちらかを選ばなければならない」と叱咤した。

■メッツがリリーフ市場を破壊

今回ウィリアムズを獲得したメッツは、ディアスとの再契約も望んでおり、スーパーブルペンの構築にまい進している。そのため、同メディアは「もしメッツがウィリアムズとディアスの獲得に成功したら、彼らはリリーフ市場を支配するだけではなく、市場そのものを壊してしまう」と、両獲りが実現した場合のインパクトを表現。リリーフ投手のエリート層が市場から消えると、それに続く第2、3層の価格が急上昇し、球団は残った選手と割高な条件で契約せざるを得なくなると危惧した。
そして、「その場合、優勝への期待とブルペンへの不安を抱えたドジャースは、高く付いた“残り物”を手にしてシーズンインする羽目になる。もう待つことは許されない」として、新守護神獲得へ向けて早急に動くよう訴えた。
最大の目玉はディアスだが、獲得しようとすれば高額な大型契約が求められる。スアレスがターゲットという話も出る中、ドジャースが契約を結ぶ新クローザー候補は誰なのか。今後の動向に注目が集まっている。

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