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忘年会シーズン到来、年代別でみる“参加意欲”に大きな差があった…。「欠席して帰ります」リアルな世間の声が浮き彫りに!

  • 2025.12.2

若い世代ほど「忘年会」に積極的!?

若い世代ほど「忘年会」に積極的!?
若い世代ほど「忘年会」に積極的!?

2025年も残すところあとわずか。年末の恒例行事「忘年会」のシーズンがもう間もなく到来します。X(旧ツイッター)では、「#忘年会」とともに、忘年会事情があふれています。「あと少しで忘年会や!」「仲良しさんたちと忘年会」「少し早めの忘年会しよう」「いざ忘年会!」のように楽しむ声もある一方、「忘年会欠席して帰ります」「職場忘年会は欠席」「職場の忘年会は嫌だなぁ」「気乗りしない」のように、面倒と感じている層もいることが浮き彫りになっています。

コロナ禍を経て飲み会文化が変化する中、最新の意識調査からは、若手社員と上司世代の間で、忘年会に対するモチベーションの「意外な逆転現象」が起きていることが明らかになりました。パーソルキャリアが運営する調査機関「Job総研」が実施した「2025年 忘年会意識調査」の結果を参照して紹介します。調査は2025年10月29日〜11月4日、20〜50代の男女421人を対象にしたものです。

調査の結果、今年の職場忘年会への参加意欲を示した人(「とても参加したい」「参加したい」「どちらかといえば参加したい」の合計)は、全体で60.1%となりました。年代別に見ると、最も参加意欲が高かったのは20代で71.0%。次いで30代(57.8%)、40代(55.1%)と続き、50代では(48.3%)と半数を割る結果となりました。 一般的に「若者の飲み会離れ」と言われがちですが、実態は若手ほど職場でのコミュニケーション機会を求めており、逆に上司世代の方が消極的であるという興味深い傾向が浮き彫りとなっています。

参加したい理由として全体で最も多かったのは「メンバーとの関係構築」(47.0%)。 特に若手世代からは「普段話せない人と話せるチャンス」「タイパ(タイムパフォーマンス)よく関係構築ができる」といった、飲み会を効率的なコミュニケーションツールとして捉える声が聞かれます。一方、参加したくない理由のトップは「プライベートを優先したい」(56.5%)でした。 参加意欲が低い上司世代からは、「ハラスメントへの懸念」や「若手に気を遣うのが疲れる」といった、コンプライアンス意識の高まりによる心理的負担を指摘する声も上がっています。

なお、今年の職場忘年会の実施予定については、「開催あり」が69.1%と約7割に達しており、コロナ禍前の水準に近づきつつあります。 かつてのような「強制参加」の空気は薄れつつあるものの、2025年の忘年会は、若手が積極的に交流を求め、ベテラン勢が少し引き気味に見守るという、新しい構図での開催となりそうです。

(LASISA編集部)

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