1. トップ
  2. 意外と読めない?「熨斗」はなんと読む?→気になる正解は?【漢字クイズ】

意外と読めない?「熨斗」はなんと読む?→気になる正解は?【漢字クイズ】

  • 2026.2.14

日本人はさまざまな場面で細かな心配りをするのが得意です。
人に贈り物をする時も、相手のことを思ってちょっとした添え物をするのが古来よりの風習となっています。

そんな添え物のことを「熨斗」と呼ぶのですが、みなさんはこの漢字を正しく読むことができますか?

問題:「熨斗」はなんと読む?

undefined

「熨斗」の起源は鮑?

「熨斗」の正しい読み方は「のし」です。贈答品につける飾り物で、四角い色紙を細長い六角形に折り、中に熨斗鮑(のしあわび)の小片またはそれに模した黄色い紙を貼ったもののことを指します。

古来より鮑は不老長寿の象徴とされ、保存食としても貴重なものでした。そのため、薄く伸ばして乾燥させた鮑を贈り物に添えることで、相手の繁栄や長寿を願ったのが熨斗の始まりだとされています。

熨斗の種類と使い方

贈り物のすべてに熨斗を付ければいいというわけではありません。実はその使い方にはルールがあり、熨斗にもさまざまな種類があります。

まず、熨斗というのは基本的に慶事の贈り物に添えるものです。
具体的には結婚・入学・新築のお祝いや、お中元・お歳暮などです。弔事やお見舞い、生ものを贈る際には付けません。

また、「飾りのし」や、「文字のし」、「わらびのし」など、熨斗にはさまざまな種類があります。例えば、親しい間柄への贈り物には「片折のし」を使うのが一般的で、その中にも「真(しん)」「行(ぎょう)」「草(そう)」という格式が存在します。

知れば知るほど奥深い熨斗の世界ですが、いざという時に恥をかかないよう、基本的なことは最低限押さえておきたいものですね。



参考文献:明鏡国語辞典



文(編集):そこさん
元国語科教員。一文字でたくさんの意味を持つ漢字に魅了され、大学では中国文学を専攻し、漢詩について研究。とても身近なのに、意外と深くは知らない漢字。読むだけでちょっと賢くなれる、そんな豆知識をお届けします!