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読めたらスゴいです…。「求肥」はなんと読む?→気になる正解は?【漢字クイズ】

  • 2026.2.25

私たちは日々、いろいろな食べ物を口にします。肉・魚・野菜などの栄養源はもちろんですが、お菓子などの甘いものも、私たちの食生活を豊かにしてくれます。

特に、和菓子という日本ならではの甘味は、繊細で優しい味わいが特徴的ですよね。

今回は、そんな和菓子に欠かせない「求肥」という漢字をご紹介します。みなさんは正しく読むことができますか?

問題

「求肥」はなんと読む?
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牛の皮に似ていることが由来

「求肥」の正しい読み方は「ぎゅうひ」です。もち米の粉(白玉粉など)に砂糖や水飴を加え、加熱して練った菓子です。柔らかくて弾力のある食感が特徴です。

和菓子に欠かせない求肥ですが、実は日本発祥ではなく、平安時代に中国から伝わったとされています。当初は精白されていない米を使っていたため、黒っぽい色だったとされています。その見た目が牛の皮に似ていることから、「牛皮」と書かれたとされています。

しかし当時は、仏教の影響などにより、肉食が広く忌避されていました。「牛皮」という表記を避けるため、音を残して「求肥」と書き替えられたとされています。

求肥と餅の違い

求肥ならではのもちもちとした食感は、餅と非常によく似ています。同じものだと誤解してしまう人も多いですが、実はこの二つは作り方に大きな違いがあります。

原料はどちらももち米ですが、求肥は主に粉にしたもち米を使います。そのもち米を蒸して、そのまま臼や機械でついて練り上げるのが餅です。それに対して求肥は、粉状にしたもち米に砂糖や水飴を加え、加熱して練り上げて作ります。そして、その練り方にも「水練り」「ゆで練り」「蒸し練り」という三種類があり、餅よりも作業工程が多いのです。

和菓子のあの繊細な味は、こういった細かな作業から生み出されるのかもしれませんね。


参考文献:大辞林


文(編集):そこさん
元国語科教員。一文字でたくさんの意味を持つ漢字に魅了され、大学では中国文学を専攻し、漢詩について研究。とても身近なのに、意外と深くは知らない漢字。読むだけでちょっと賢くなれる、そんな豆知識をお届けします!