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2025年12月5日はふたご座の満月“コールドムーン”── 1年を振り返り、健やかな心を育んで

  • 2025.11.30
冬の澄んだ空に昇る満月

12月5日の8:14am、満月が起こります。11月5日の満月は地球にもっとも近づくスーパームーンでしたが、今回の満月も前回と同じくらい地球に近づきます。ジャスト満月──月と太陽が向き合う配置──となるのは朝8時で見えませんが、前日11月4日の夜に大きな月が、冴え冴えとした冬の夜空に浮かぶことでしょう。12月の満月は、アメリカ先住民の間では伝統的に「コールドムーン」と呼ばれています。北半球では厳しい寒さを迎えるこの時期、春を待ちながら過ぎた1年を振り返る満月は、他のどの満月よりも感慨深いものだったのかもしれません。

「わかる」のあとの物語を紡ぐ

Elegant group of floating, glossy chat bubbles in a bright, minimalist room setting. Ideal for illustrating modern communication and tech concepts.

今回の満月は、ふたご座で起こります。ふたご座は情報やコミュニケーションを象徴する星座であり、満月は物事が一定のレベルまで到達し、振り返りと調整を行うタイミングと読みます。仕事でもプライベートでも、ずっと働きかけを行なっていた相手がようやくこちらの意図を理解してくれたり、あなた自身も考えあぐねていたことに答えが見えてきたりと、「わかる」段階に進むでしょう。そのうえで、どうするかを話し合えると素敵です。

11月はコミュニケーションを司る水星が「逆行」というイレギュラーな動きをしていました。水星が逆行するときは誤解や行き違いが生まれやすくなります。11月30日で水星は平常運行に戻っているのですが、「誤解を訂正する」「認識のズレを解消する」ような動きが、この満月で叶う人も多いのだろうと思います。

ルーティンを見直し、健やかな日々に

White notepad with text DAILY ROUTINe and office tools on the blue background

この満月は、生活習慣について「振り返りと調整」を行うタイミングでもあります。食事の栄養バランスや運動習慣、就寝・起床のタイミングなど、日々繰り返す習慣は適切でしょうか。仕事が多忙だったり、ケアすべき人のために自分を犠牲にしすぎている場合は、自分が健やかでいられるほうに舵を切ってみるといいでしょう。一時的にそうせざるを得ない場合も、人生には少なくないですね。ただ、無理もずっとは続かないと、あなたはご存じだと思います。限界が来る前に、できる限り調整やシミュレーションをしておきたいところです。

解決のためのキーワードは「責任の所在」と「役割の見直し」。自分が背負わなくてもいいことを、背負いすぎていないでしょうか。役割分担を、見直すことはできるでしょうか。仕事でも家事労働でも、そうした部分をまわりの方と話し合ってみると解決の道も見えてくるはず。神秘的な要素に欠けるようですが、この満月ではより具体的に。現実的に動いたほうが満月のエネルギーを活かしやすいのです。

1年の終わりも見えてくるこの季節、あたたかいものでも飲みながら自分をいたわるアイデアを考えてみるといいですね。どなたにとっても、良い満月でありますように。

Woman using smartphone against warm sunset sky: close up side view

<今回の満月でやってみるといいこと>

・スマホの不要なデータを削除する

・スケジュールアプリや手帳を見直す

・ハンドマッサージ

・バッグの中身を整理する

Profile

真木あかり(まき あかり)

占い師。学習院大学卒業後、フリーライターなどを経て占いの道に。『タロットであの人の気持ちがわかる本』(説話社)や女性誌での連載など、著書・連載・アプリ監修多数。占星術や四柱推命で運命を紐解き、人が自分の人生をより良く生きるためのアドバイスを行っている。

http://makiakari.hatenablog.com/

Photos: 123RF Text: Akari Maki Editor: Mayumi Numao

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