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日光東照宮の彫刻そのまま!写真に撮りたくなる「日光みしまや」の人形焼【旅するデザイナーがおすすめするお土産たち!】

  • 2025.11.29

 

旅と想いや歴史を感じるお土産が大好きで、皆さんにもご紹介したいと思いはじまりました。デザイナーのrumiです。

 

色彩と彫刻の宝庫!5,173体の彫刻の物語と三猿と眠り猫に会いに日光東照宮へ

日光東照宮の彫刻そのまま!写真に撮りたくなる「日光みしまや」の人形焼【旅するデザイナーがおすすめするお土産たち!】
出典 FUDGE.jp

すっかり秋ですね。来月には年末を迎え、年が変わるなんて信じられないなあと思いながら、日々を駆け抜けています。そんな中、家族と日光〜鬼怒川へ行こうという話になり、東武鉄道の特急スペーシアXに乗って日光へ行ってきました。

 

日光東照宮の彫刻そのまま!写真に撮りたくなる「日光みしまや」の人形焼【旅するデザイナーがおすすめするお土産たち!】
出典 FUDGE.jp

日光といえば世界遺産の「日光東照宮」。「日光東照宮」は、元和3年(1617年)、徳川家の初代将軍・徳川家康を御祭神として祀るために建てられた神社です。家康は天文11年(1542年)12月26日、三河国の岡崎城(現在の愛知県岡崎市)で生まれ、幼いころからさまざまな苦労を重ねながら戦国の乱世を平定し、幕藩体制を確立した人物です。秩序ある社会づくりを進め、学問を奨励し産業を発展させることで、江戸時代260年にわたる平和と文化の基盤を築き、近代日本の発展にも大きく貢献しました。

 

日光東照宮の彫刻そのまま!写真に撮りたくなる「日光みしまや」の人形焼【旅するデザイナーがおすすめするお土産たち!】
出典 FUDGE.jp

家康は元和2年(1617年)4月17日、駿府城(現在の静岡県静岡市)で75歳の生涯を終え、その日のうちに久能山に神として葬られました。遺言により一年後の元和3年4月15日、現在の地へと移されて祀られることとなります。そして二代将軍・徳川秀忠をはじめ多くの公武が参列する中、厳粛に正遷宮が行われ、東照社として鎮座したのだそう。

 

日光東照宮の彫刻そのまま!写真に撮りたくなる「日光みしまや」の人形焼【旅するデザイナーがおすすめするお土産たち!】
出典 FUDGE.jp

現在見られる主要な社殿群は、三代将軍・徳川家光によって寛永13年(1636年)に建て替えられたものなのです。

日光東照宮は「日本一豪華な神社」とも言われ、社殿を飾る彫刻は、動物、霊獣、植物、花、唐草模様、中国の故事や仙人など5,000点以上とされています。色鮮やかな彩色と大量の金箔が用いられ、当時の最高技術が結集されました。ただ美しいだけでなく、建物そのものが教科書のように、人々に道徳や人生訓を示す役目も持っているのです。

 

日光東照宮の彫刻そのまま!写真に撮りたくなる「日光みしまや」の人形焼【旅するデザイナーがおすすめするお土産たち!】
出典 FUDGE.jp
日光東照宮の彫刻そのまま!写真に撮りたくなる「日光みしまや」の人形焼【旅するデザイナーがおすすめするお土産たち!】
出典 FUDGE.jp

見ざる・言わざる・聞かざる、の「三猿」は神厩舎(馬小屋)の欄間彫刻の1つで、実は 全8場面の物語 の一部です。三猿だけが有名ですが、本来は「人間の一生」を教える寓話になっています。

見ざる(悪いことは見ない)・言わざる(悪口は言わない)・聞かざる(悪い噂は聞かない)

これは「幼い時期には悪いものから遠ざけて健やかに育てよ」という教訓なのです。

 

日光東照宮の彫刻そのまま!写真に撮りたくなる「日光みしまや」の人形焼【旅するデザイナーがおすすめするお土産たち!】
出典 FUDGE.jp

もう一つ有名な彫刻に「眠り猫」があります。眠り猫は東照宮のなかでも特に象徴的な小彫刻で、東回廊の軒下にあります。伝説では名工 左甚五郎(ひだり じんごろう)の作とされ、猫が安心して眠り、雀まで遊んでいるほど世の中が平和、つまり 「天下泰平」 を表しているのだそう。

 

日光東照宮の彫刻そのまま!写真に撮りたくなる「日光みしまや」の人形焼【旅するデザイナーがおすすめするお土産たち!】
出典 FUDGE.jp

この時期は日光の木々も色付き、紅葉も楽しめます。

海外の観光客も多く、私が行った時はチケットを買うだけで大行列。中に入るまでに50分かかると言われてしまったので、東照宮に行かれる場合は先にオンラインチケットをHPからアクセスして購入されることをお勧めします!

 

4代目のこだわりが詰まった、写真に撮りたくなる東照宮彫刻の人形焼

そんな東照宮の帰りにぜひお土産を買いに立ち寄りたいのがここ、「日光人形焼みしまや」。東照宮彫刻のかわいい人形焼きが買えるのです。ずっと買ってみたいと思っていたので、今回立ち寄ることができて感動でした!趣のあるお店も素敵です。

 

日光東照宮の彫刻そのまま!写真に撮りたくなる「日光みしまや」の人形焼【旅するデザイナーがおすすめするお土産たち!】
出典 FUDGE.jp
日光東照宮の彫刻そのまま!写真に撮りたくなる「日光みしまや」の人形焼【旅するデザイナーがおすすめするお土産たち!】
出典 FUDGE.jp

みしまやの人形焼は、日光東照宮の彫刻や建築にちなんだモチーフ「三猿」「眠り猫」「陽明門」「鳴き龍」などを型にして作られています。

どこか昔懐かしい包装紙が可愛いのと、実際に見てきた彫刻の人形焼はお土産としてやっぱり最高です。箱の蓋を開けると、ふわりと甘いいい香りが広がります。

 

日光東照宮の彫刻そのまま!写真に撮りたくなる「日光みしまや」の人形焼【旅するデザイナーがおすすめするお土産たち!】
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使用されている材料はすべて国産。 小麦は北海道産小麦を使用。もちっとした食感が特徴です。卵は地元・栃木県産の「磨宝卵(まほうらん)」というブランド卵を使用。 尾瀬の蜂蜜(はちみつ)や広島産のもち米飴などで自然で風味豊かな甘みを作り出しています。あんも北海道・上川(大雪山)の小豆「しゅまり」を使ったこしあん。

彫刻のような焼き型にも、素材や味にも、職人のこだわり抜いた想いが詰まっています。

 

日光東照宮の彫刻そのまま!写真に撮りたくなる「日光みしまや」の人形焼【旅するデザイナーがおすすめするお土産たち!】
出典 FUDGE.jp
日光東照宮の彫刻そのまま!写真に撮りたくなる「日光みしまや」の人形焼【旅するデザイナーがおすすめするお土産たち!】
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生地はふんわりもちっとした食感! あんはなめらかでとても上品。こんなにしっとりもっちりとした人形焼は初体験でした。

 

身近な日本の軌跡と奇跡。旅するデザイナーrumiのInstagram。
@find_rumi

 

 

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