【北九州市小倉北区】制限時間は1分！肉の詰め放題専門店で楽しくまとめ買い

こんにちは。リビングふくおか・北九州Web地域特派員のもんちゃんです。

11月29日は「いい肉の日」ということで、今回は、西港の北九州市中央卸売市場の近くにある肉の詰め放題専門店「肉処よし久」へ行ってきました。“肉の詰め放題専門店”って気になりますよね？ 早速紹介していきたいと思います。

全国初の肉の詰め放題専門店

「肉処よし久」は、食肉卸業「サトフーズ」が運営する肉の詰め放題専門店。肉の詰め放題を専門にしているお店は、全国初なんだそうです。もともとは、ラーメン店など数多くの飲食店に肉を卸している会社なので、肉に関してはエキスパート。長年の経験や営業努力で、私たちにはうれしい低価格での販売を実現しています。

店内には肉が入った冷凍庫がズラリ

牛・豚・鶏の各部位をはじめ、餃子や焼き鳥串などを含む全38種類の中から１つを選び、冷凍肉を詰め込みます。制限時間は１分！ 種類によって金額、ビニール袋のサイズが異なるので、何を選ぶかによって詰め方もさまざまです。 一番人気は「黒豚コマ」（1500円）で、「野菜炒めや生姜焼きなど何にでも使いやすくて便利」という意見が多数。その他「牛カルビ」（2500円）や「ウインナー」（1000円）などバラエティーに富んだ肉や加工品が並びます。

ミンチの詰め放題ってできるの？と不思議に思っていましたが、なんとミンチがブロック状に！ これなら袋にも詰められます

「ミミガー」（1500円）や「塩ゆで黒豚足」（2000円）なども詰め放題

10月から始まった焼き鳥串の詰め放題も気になります

おすすめを聞くと、「おすすめは言わないようにしています。食べたいものを買ってもらうのがいちばん！」と代表取締役の里さん。最近はメディア取材も多く、4カ月間で6社からオファーがあったのだとか。やはり“肉の詰め放題”というワードは気になりますよね。取材が殺到するのもうなずけます。

詰め放題に挑戦！

そして、ここからがメインイベント！詰め放題に挑戦です。選んだのは一番人気の「黒豚コマ」（1500円）。ビニール袋のサイズも大きいので、詰め込みがいがありそう。

始める前に、ケースの中の肉を足してくれました

始める前に、ルールをしっかり読みましょう。ここではざっくり説明しますね。 詰め放題は一人で挑戦します。肉をつかむ手には手袋をつけて、袋を無理やり広げてはいけません。破れたら失格となります。また、肉を無理やり押し込めたり潰したりしないように注意。一度袋に入れた肉を戻すのは厳禁です。制限時間は1分！自分のタイミングでベルを鳴らして、詰め放題スタートです（時間はお店の方が計ってくれます）。

一緒に行った同僚が挑戦してくれたのですが（私は撮影係）、なかなか難しかったみたいです。１分って短いんじゃない？と思っていましたが、いざやってみると意外とそうでもなく、落ち着いてやればしっかり詰められそうでしたよ。

うまく詰め込むコツは、袋をケースの中に置いて一心不乱に詰め込むこと。ある程度入ったら、袋を縦に振って中身を下へ落とし、隙間を埋めるように整えながら詰めていくといいそうです。

結果は、1.2㎏（約3600円相当）。これでもだいぶお得なのですが、1.2kgはちょっと少なめ。挑戦される方は、だいたい1.5kgが平均なんだそうです。過去には、1.7～2kg詰めた強者も。まだまだ練習が必要かもしれません…

持ち帰った肉をお皿に盛ってみました

詰め放題を始めた当初はまだルールもなく、試行錯誤だったそう。いろいろとやっていくうちに、今のシステムになっていったとのこと。今では家族や友人たちと訪れる方も多く、みなさん楽しんで買い物をされていくそうですよ。

「サトフーズ」代表取締役の里 義久さん

最後に、なぜ肉の詰め放題を始めたのかを聞いてみたところ、「肉の詰め放題専門店が他にはなかったから。人のやっていないこと、真似できないことをするのが楽しいんです。詰め放題は、とにかくみなさんに楽しんでもらうために続けています。今後は、これまでいろんなことをしてきた経験を活かして、70歳になったら本を出したいとも思っています。そのためにも、今は元気に楽しく働いています」と話してくれました。

お店の営業日は金・土・日曜日のみで、午前の部と午後の部に分かれています。今後は詰め放題だけでなく、量り売りにも対応してくれるそうですよ。

「牛テールカレー」のランチも始まります

取材に訪れた際の店内では、何やらカレーのいい匂いが… 営業時間の午前と午後の間を利用してランチを始めるための準備で、「牛テールカレー」の試作をしていたみたいなんです。「いろんな人の意見を参考にしたいから、ぜひ食べてみてほしい」と言われ、試食をさせていただきました。

素揚げの野菜は、ジャガイモ、ニンジン、サツマイモ

見た目からも分かるくらいしっかりと煮込まれたカレーに、素揚げの野菜が付いています。野菜は一緒に煮込むと溶けてしまうので、素揚げにして別で出すという形にしたのだそう。スパイシーなのに甘みもあって、ご飯が進みます。たっぷり入った牛テールもほろほろとやわらかく、素揚げの野菜とも相性抜群のカレーでした。

ピリッとして大人にはちょうどいい辛さでしたが、子どもも食べられるように辛さはまだ調整するとのこと。辛いのが好きな人には、辛さをプラスできるシステムにするそうです。スタッフの手づくりだという漬け物もいい箸休めに。「黒豚とんかつ」や「チーズ」といったトッピングや、「牛テールカレーうどん」もメニューに加わるそうですよ。

キャベツやタマネギをリンゴ酢で漬けた、やさしい味わいの漬け物

肉の詰め放題にカレーランチと、買い物から食事まで楽しめる「肉処よし久」へ、友人や家族みんなでぜひ出かけてみてください！

肉処よし久 住所／小倉北区西港町125-13 ※駐車場あり TEL／093-583-8888 営業時間／午前の部10：29～12：00、午後の部14：29～16：00（量り売りもあり）、ランチ12：30～14：00 店休日／月～木曜 https://www.instagram.com/nikudokoro_yoshikyu/