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小学生でも分かる問題に挑戦!「384×5」→暗算できる?

  • 2025.12.31
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一見すると難しそうに感じる計算でも、ある工夫を使うことで暗算で処理できる場合があります。

この考え方を身につければ、計算のスピードが大きく向上します。

今回は、そのような計算の工夫を活用する問題に挑戦してみましょう。

問題

次の計算をしなさい。
384×5

掛け算の問題ですが、工夫を使うと暗算で求めることができます。

解説

今回の問題の答えは「1920」です。

ここでは、計算を簡単にするための方法を紹介します。

今回の問題の「×5」は、「2で割って10倍する計算」に置き換えることができます。

384×5
=384÷2×10
=192×10
=1920

「÷2」は「半分にする」という計算なので、偶数であれば暗算でも処理しやすくなります。

さらに、「×10」は末尾に0を付けるだけなので、とても簡単な操作ですね。

手順が増えているように見えますが、一つひとつの計算は格段に楽になります。

数学的な式変形

今回の方法は、式として次のように説明できます。

384×5
=384×(10×(1/2))
=384×10×(1/2)
=384÷2×10

「5」を「10×(1/2)」と考えることで、掛け算だけの形に並び替えられるため、順序を自由に変えやすくなります。

また、「×(1/2)」は「÷2」と同じ意味であることも確認できます。

まとめ

今回は、×5 の計算を素早く行うための工夫を紹介しました。

「2で割って10倍する」という流れを覚えておくと、暗算の幅が大きく広がります。

日常のちょっとした計算でも役立つ考え方なので、ぜひ繰り返し練習してみてください。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」


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