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大人が意外と間違う算数 「秒速6mを時速に直すと?」思い込みに注意しよう

  • 2025.12.29
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「速さ」は、秒速、分速、時速などいくつかの表し方があります。

状況に合わせて単位を使い分ける必要がありますが、正しく変換できるでしょうか。

今回は、速さの単位変換に挑戦してみましょう。

問題

秒速6mは、時速何kmですか。

秒速から時速への変換問題です。どのように計算すればよいでしょうか。

解説

今回の問題の答えは、「時速21.6km」です。

どのように求めるのか、順に確認していきます。

速さの単位変換にはいくつか方法がありますが、ここでは「秒速→分速」「分速→時速」と二段階で変換する方法を紹介します。

秒速から分速

「秒速6m」は、「1秒間に6m進む速さ」です。

そして「1分=60秒」です。

したがって、1分間で進む距離は

6×60=360

となるため、360mです。

よって、
秒速6m=分速360m

分速から時速

次に、分速360mを時速に換算します。

「1時間=60分」なので、1時間で進む距離は

360×60=21600

となり、21600mです。

最後に、mをkmに直します。

1km=1000mより
21600m=21.6km

以上より、

秒速6m=時速21.6km

という結果になります。

ちなみに、秒速6mは100m走では約16.7秒、50m走では約8.3秒ほどのペースです。

身近な距離で考えるとイメージがつかみやすいですね。

まとめ

今回は「秒速→分速→時速」と段階的に変換しましたが、慣れてくると一度で計算する方法もあります。

単位同士の関係(秒・分・時、m・km)を整理できると、速さの問題はより簡単に感じられます。

ぜひ、他の単位変換問題にも挑戦してみてください。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」


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