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“俳優デビューとは思えない” BE:FIRSTメンバーにスタッフも大絶賛「楽しみ」新作映画で演じる長髪の“狂犬”に期待の声

  • 2025.12.4

連載からわずか4年で世界累計発行部数1,000万部を突破した大ヒット漫画『WIND BREAKER』。TVアニメ版も人気の本作が実写映画化され、大きな話題を呼んでいる。主演は水上恒司、共演は木戸大聖、八木莉可子、綱啓永、中沢元紀、山下幸輝、濱尾ノリタカといった、NHK連続テレビ小説(朝ドラ)やヒットドラマなどで活躍する若手キャストが大集結。さらに、幅広い層に人気のダンス&ボーカルグループ・BE:FIRSTのJUNONが、本作で俳優デビューを果たしたことでも注目を集めている。

映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』

不良が街を守り、ヒーローになる。破壊ではなく、守るために拳を振るうワルたちの闘いを描く大ヒット漫画『WIND BREAKER』。一匹狼のように孤独だった主人公が、仲間との絆を得て力強く成長していく姿や、彼を取り巻くキャラクター全員が魅力にあふれている。

2024年にはTVアニメ化され、2025年にはシーズン2も放送された。その大ヒット作が実写映画となり、2025年12月5日に公開。SNSには「原作漫画が面白いから実写映画化にも期待!」「全員イケメンすぎる」「間違いない」といった声が上がっている。

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(C) にいさとる/講談社 (C) 2025「WIND BREAKER」製作委員会
ストーリー
ケンカだけが取り柄の孤独な高校生・桜遥は、不良の巣窟と恐れられる風鈴高校のてっぺんをとるため、街の外からやってきた。そこで桜は、風鈴高校の生徒たちが<防風鈴=ウィンドブレイカー>と呼ばれ、街を守る存在へと変貌を遂げていたことを知る。桜は戸惑いながらも防風鈴のメンバーとして、楡井秋彦、蘇枋隼飛、杉下京太郎ら仲間と共に街を守るための闘いに身を投じていく。そんな中、越えてはいけない一線を越えたことをきっかけに、力の絶対信仰を掲げる最凶集団<獅子頭連>が、防風鈴を新たな標的として動き出していた…!「俺は1人でてっぺんをとる」と言い放ち、周囲と衝突してばかりの桜だったが、ある時街に乗り込んできた獅子頭連に楡井が傷つけられてしまい…
出典:『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』

街を守るワルたちの不良映画

今まで数々の“不良映画”というジャンルの作品を観てきたが、映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』は、これまでの常識を打ち破るような、全く新しい不良映画に仕上がっていると感じた。

ケンカに明け暮れ、高校や地域で“てっぺん”をとる。不良映画のストーリーは、主にそういった内容のものが多いと思う。本作の主人公・桜遥(水上恒司)も、てっぺんをとるつもりで風鈴高校にやって来る。だが、そこの生徒たちは見た目はワルだが、街を守るために奮闘しており、舞台となっている東風商店街の人たちから愛されている。

風鈴高校の総代・梅宮一(上杉柊平)も、笑顔で野菜作りをしていて、桜は拍子抜けしてしまう。仲間なんていらないと強がっていた桜だが、同級生の楡井秋彦(木戸大聖)が人懐っこく近づいてきたことをきっかけに、徐々に仲間の絆の大切さに気づいていく。

主演の水上は、地毛を桜のトレードマークである白黒のヘアスタイルに染め、オッドアイのカラコンを装着して撮影に臨んだという。クランクインの3カ月前からアクション練習に励み、暴風の中での激しいアクションも見事にこなしている水上。

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(C) にいさとる/講談社 (C) 2025「WIND BREAKER」製作委員会
「今作は令和の時代ならではの不良映画です。僕の青春時代の不良映画と表現も捉え方も変わってきており、時代の移り変わりを感じます」
出典:『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』公式サイト内NEWS

このようにコメントしている水上は、本作を引っ張る主演として相応しい熱演ぶりを披露している。

BE:FIRSTのJUNONの出演に期待が高まる!

映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』の期待度をSNSでチェックしてみると、圧倒的に多く目を引いたのは「JUNONのアクションシーンが楽しみ!」など、JUNON(BE:FIRST)が本作に出演していることについての期待投稿だ。JUNONが演じている杉下京太郎は、黒髪の長髪キャラクターで、周囲からは“狂犬”と恐れられている。総代の梅宮を崇拝しており、“てっぺんの狂信者”とも呼ばれているが、そこがちょっとコミカルで笑いを誘い、愛らしくも感じる。

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(C) にいさとる/講談社 (C) 2025「WIND BREAKER」製作委員会

制作陣からは、俳優デビューとは思えない堂々とした立ち振る舞いで、ダンスの経験からか、アクションの覚えも速く、圧巻の動きを見せたと絶賛されているJUNON。本作の主題歌は、BE:FIRSTの「Stay Strong」であることもファンを喜ばせており、JUNONが作詞に参加しているのも素敵だ。

「初めて自分が出演する作品に、グループとしても携わることができてとても光栄です。さらに作詞にも携わらせていただいたのですが、自分が思う『WIND BREAKER』のイメージや主人公・桜の心情などを散りばめておりますので、注目していただけたらうれしいです」
出典:『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』公式サイト内NEWS

主題歌について、こうコメントしているJUNON。ぜひ劇場で、主題歌も含め、彼の好演を楽しんでほしい。

勢いのあるフレッシュなキャストたちが快演

冒頭に、朝ドラやヒットドラマなどで活躍する若手キャストが大集結と書いたが、朝ドラで言うと、水上は『ブギウギ』、八木は『舞いあがれ!』、中沢と濱尾は『あんぱん』に出演。綱はNHK夜ドラ『未来の私にブッかまされる!?』、木戸はフジテレビ月9ドラマ『海のはじまり』、山下はTBS日曜劇場『御上先生』といったヒット作に出演している。少し年上の上杉も、朝ドラ『とと姉ちゃん』に出演経験がある。

今をときめくキャスト陣が、人気原作のキャラクターを秀逸に体現しているが、中でも濱尾が演じる十亀条は、TVアニメ版とビジュアルが非常に似ているので注目してほしい。

勢いのあるフレッシュなキャストによる快演と、新しい発想、新しい魅力に満ちあふれた、新時代の不良映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』を映画館の大画面で鑑賞し、ぜひパワーを感じてほしい。


出典:TVアニメ『WIND BREAKER』
※制作の裏側についてはプレス資料より引用

『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』2025年12月5日(金)公開

出演:水上恒司、木戸大聖、八木莉可子、綱啓永、JUNON(BE:FIRST)、中沢元紀、曽田陵介、萩原護、髙橋里恩、山下幸輝、濱尾ノリタカ、上杉柊平
原作:にいさとる『WIND BREAKER』(講談社「マガジンポケット」連載)
監督:萩原健太郎 脚本:政池洋佑
配給:ワーナー・ブラザース映画
公式サイト:https://wwws.warnerbros.co.jp/wb-movie/
(C) にいさとる/講談社 (C) 2025「WIND BREAKER」製作委員会

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(C) にいさとる/講談社 (C) 2025「WIND BREAKER」製作委員会

ライター:清水久美子(Kumiko Shimizu)
海外ドラマ・映画・音楽について取材・執筆。日本のドラマ・韓国ドラマも守備範囲。朝ドラは長年見続けています。声優をリスペクトしており、吹替やアニメ作品もできる限りチェック。特撮出身俳優のその後を見守り、松坂桃李さんはデビュー時に取材して以来、応援し続けています。
X(旧Twitter):@KumikoShimizuWP