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私を見ない母に感謝すらしてる…愛に飢えていた娘の決断【やさしさに焦がれる Vol.72】

  • 2026.2.20

■これまでのあらすじ

母に結婚を反対され苦悩する凜。その裏で、弟はFXで破綻し、実家から金品を盗みだした。のちに凜は弟から預かった祖母の形見と現金を母に返し、すべて投資に使われていたと明かす。「二度とお金で迷惑をかけない」と約束させた合意書と100万円を渡したことを説明。金額を聞いた母は驚愕し、「そんな大金どこから」と問い詰める。凜が「私が出した」と告げると、母は彼が出さないなんてケチだと呆れた反応を見せた。その瞬間、凜は思わず笑ってしまう――あまりにも“母らしい”言葉に、やっぱりこの人はこういう人なんだと吹っ切れるのだった。

■いい子でいれば母が自分を見てくれると信じていたけれど…

■これでようやく家族の呪縛を断ち切れる…

いつも母に見てほしかった。認めてほしかった。けれど、どれだけ頑張っても母の目には届かず、ずっと寂しかった。

だからこそ、いい子でいようと必死に生きてきた――それだけが、凜の生き方だでした。

けれど、彼と出会って凛は優しさだけでなく、強さも知りました。そして、どれだけ願っても母は変わらないのだと悟ったとき、心の中の何かがふっと軽くなったのです。

もう、過去に縛られることはない。家族を振り返らず、自分の人生を歩む決意ができたのです。

すでに入籍を済ませ、来月、彼とともに新しい地――アメリカへ旅立つことを、母に伝えたのでした。

(福々ちえ)

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