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家族の問題を婚約者が代わりに解決!? そんなのアリなの?【やさしさに焦がれる Vol.62】

  • 2026.2.20

■これまでのあらすじ

母に結婚を反対され苦悩する凜。その裏で弟は、同棲資金のために始めたFXで破綻し、実家の金品にまで手を出して全てを失っていた。母の頼みで弟を訪ねた凜は「借りただけ」と開き直る弟に呆れ果てる。そこへ現れたのは、凜の婚約者。部外者扱いする弟に対し、穏やかな笑みを浮かべながら「君って、もしかしてサイコパス?」と告げた。話をすり替え姉を責め立てる弟の姿を見た彼は、今後も家族を巻き込むと察し、静かに封筒を取り出す。「100万円を渡す代わりに、二度と家族に金銭的迷惑をかけない」――そう記された合意書を、弟に差し出すのだった。

■凜を守ろうとする彼…しかし凛の反応は?

■皮肉を返す弟…しかしその胸中は揺れていた

お金で凜の安全が守れるのなら――彼はそう考え、「安いものだ」と伝えます。しかし、事情を知らない凜はすぐさま反発します。「家族の問題をお金で解決するなんて、ありえない!」と。

たしかに、凜の言うことは正論でした。けれど、当の弟はまんざらでもない表情を浮かべています。とはいえ、プライドが邪魔をして素直に受け入れることはできない様子。

「別に、ただ書類を確認していただけ」そう言い訳しながら、吐き捨てるように言います。

「こんな奴が婚約者で大丈夫か?」皮肉を込めたその一言に、空気がピリリと張り詰めるのでした。

(福々ちえ)

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