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自治体の農業イベントがお得で穴場すぎる!「なるべくお金をかけずに」子どもに多くの“体験”をさせるコツ

  • 2025.11.17

3人の子どもを育てながら、暮らしやお金を整えている日々をSNSで発信している高尾ママです。昨今の物価高は、子育て世代の私たちにとって大打撃……。それに、子どもを育てていると生活必需品だけではなく、学びや遊び、自然と触れ合う機会など、“成長の糧”となってほしいという親心から発生する支出もありますよね。

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「一番上の子が一歳のときに連れて行った動物園に、下の子も連れて行きたい」「GWは潮干狩りに行って、採れたアサリで酒蒸しをしたい」「秋には色んな味覚を収穫したり、紅葉を見に行きたい」など、これらは私が子ども達と経験したいことですが、同じように子育てされている皆さんならなにかしら感じたことがあるかと思います。

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しかし当たり前の話ですが、成長や体験・経験のためという名目で無尽蔵に支出額を増やしていては、日々の生活が立ち行かなくなってしまいます。実際に、私自身立ち行かなくなり、焦って8年前に家計管理を始めました。

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我が家は基本的に、家計簿を見返して後から反省するよりも、事前にざっくりと上限を決めるようにしています。お出かけに関しての支出も、「月約2万円」と決めていて(入場料や駐車場代・交通費なども含む。ただし外食費は別)、その範囲内で毎月遊びに行くようにしています。しかし、この話をママ友達にしたとき、「え!?毎月の予算は2万円なの?でもいつもどこかしらお出かけしてない!?」と、かなり驚かれました。ママ友達の反応が意外で、逆に私もびっくりしたのですが……。その中で、ほとんどのママ友が「知らなかった~!」と口を揃えた、オススメのお出かけ先についてご紹介します!

「市の農業イベント」が穴場すぎる……!

我が家は都心部に住んでいるため、日常での通学や遊びの最中に自然を感じられる機会があまりありません。そのため、土日や長期休暇などはなるべくショッピングモールや遊園地よりも、海や川、山や田畑など自然を感じられる場所に積極的に行くようにしています。しかし、毎回予約サイトから申し込んで、入場料を払って果物や野菜の収穫などをしていては、月予算の2万円はあっという間に超えてしまいます。そこで我が家は、市主催のイベントを頻繁に活用しています。・田植え、稲刈り体験・日帰りキャンプ・料理教室・科学実験教室・野菜や果物の収穫体験・木工教室・職業体験など特に、小学5年生の長女が今までで一番思い出に残っているのは、市民農園で一年間かけてさまざまな季節に合わせた旬の野菜を育てる体験農園だそうです。

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畑の土作りから始めて、毎週土日には水やりや肥料撒き、雑草取りなど作業を。休憩中には、他の子ども達と一緒にお弁当を食べたり、遊べたのも楽しかったよう。

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野菜が食卓に並ぶまでに、こんなに労力や時間がかかっているんだ!と、身をもって学ぶことができた良い体験だったと思います。

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今がベスト! 秋は特に収穫体験が目白押し!

年明けには田植え体験や、いちご狩りなどありますが、「実りの秋」の今は特に、たくさんの収穫体験の募集があります。・芋ほり・ミカン狩り・稲刈り・栗拾い・ぶどう狩り私の住んでいる地域の情報をサッと検索しただけでも、市やJA主催のさまざまなイベントがありました。

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ちなみに収穫体験は、旅行サイトやそれぞれ各農園などでも申し込みができます。しかし、個人的には参加費が安く抑えられる自治体主催のものがオススメ。一例ですが、我が家は11月中に市民農園でのみかん狩りを予約していますが、同じ県内のみかん狩り体験は1キロ1700円。家族5人での参加だと平均3キロで5100円ですが、市民農園のみかん狩りはなんと一家族300円!(3キロ)なんと、どちらもみかんを3キロ収穫するのに、4800円の差があります!

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スーパーに並んでいたりキッチンに置いてあるみかんを眺めているだけじゃ分からない、「木になっている実」だということや、収穫の最中にスタッフさんが話してくれる「ビタミンCが豊富で風邪予防や美肌にいいんだよ」という話。そして、おいしいみかんの見分け方や保存方法などの知識は、親の私たちもなるほど、と学びになります。これからも果物を収穫する経験はどんどんしていきたいと思っています。

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市報は必ずチェックしよう!

では、一体どこでそんな情報を得ているのか?というと、「市報」を必ずチェックするようにしています。もちろんネットで「お住まいの地域名+市民農園+収穫体験」と検索してもすぐに出てくると思いますが、正直忙しい毎日の中で「ああ、そろそろ芋堀りの予約しなきゃ」なんて思い出す余裕なんてありませんよね(私は無理です)。そのため、ポストに市報が入っていたらお知らせ欄をチェック→行きたい体験があればその場で忘れないうちに申し込む、というようにしています。

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ちなみに、私が住んでいる地域は往復はがきでの申し込みが多いので、コンビニに行くときについでに2~3枚購入してストックするようにしています。ストックしていれば、市報をチェックしたタイミングでですぐにはがきを書いて、子どもを送るついでに朝投函しています。市報だけでなく、学校から持ち帰ってくるおたよりにも日帰りキャンプやイングリッシュキャンプ、科学実験教室、体操教室、職業体験などのお知らせがあります。今年の夏休みは市民体育館に貼り出されていた走り方教室やクロール教室など、いずれもワンコインほどの参加費でさまざまな経験を楽しむことができました。

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子育てをしているとなにをするにもお金がかかるのは当たり前ですが、県や市が主催しているイベントを上手く利用すれば、家庭の支出は少なく、でもさまざまな体験が経験できるのはありがたいですよね。そして、子ども達それぞれの「好き」や「興味」を見つけて伸ばしていくきっかけになればいいなと思っています。まだまだ収穫体験があったり、冬休みのイベントなどたくさんの企画が出てくる時期! ぜひ一度、皆さんもお住まい地域のイベントや体験を調べてみてはいかがでしょうか? 教育費や老後に向けて節約や貯金もしつつ、楽しむときは楽しむ。メリハリをつけて、子育て時期を楽しく過ごしていきましょう。

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