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夫婦の悩みをジェンダー視点で見つめ直す!「本の展覧会」で見つけたヒント

  • 2025.11.17

こんにちは。コロナ禍から3,000名以上の夫婦にまつわる悩み相談に乗り、関係構築を支援している山本久美子(じママ)と申します。夫婦関係のコンサルタントとしてオンラインサロンやSNSを中心に活動しながら、夫婦が戦略的にチームを組んで人生を好転させるメソッド「夫婦ONE TEAM思考」を提案しています。夫婦関係に悩んでいる方の相談でよくいただくのが、役割分担について。共働きが当たり前の現代でも、家のことは妻がやって当然だと男性が思っていて、家事も育児も女性がやることになり不満が募ってしまうケースが少なくありません。また、解決の糸口を探るために話し合ったとしても分かり合えない、お互い納得する頻度の落とし所が見つからないなど不満を抱える方も多いようです。こうした相談を受けて私なりに解決の糸口を模索していくなかで、性別による役割のすりこみは根が深く、ジェンダーやエンパワメント、人権に深く関わっていることがわかりました。ジェンダーって? エンパワメントって? 人権って? もし誰かに質問されたとして、自信をもって答えられるという方はどのくらいいるでしょうか。聞いたことはあっても、わかっているようでわかっていないことが多く、相談に乗る身としては、もう少し知識を身につけていきたいと感じることがあります。そんなとき、ある展覧会で私の書籍『人生が圧倒的にラクになる! 夫婦ONE TEAM思考』を展示して頂けることになり、さっそく先日訪問してみました。展覧会は日本出版クラブ様が主催する「小さな本の展覧会25」。今年のテーマは「ひとりひとりが「生きる」みんなの世界ージェンダーと読書ー」です。

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「小さな本の展覧会」は、2023年から「ジェンダーと読書」をテーマに年1回の展示を行っているそう。ジェンダーと聞くと、男性・女性という性別のちがいや、男らしさや女らしさのイメージ、LGBTQ+などの多様なあり方だけを指すと思われがちですが、こちらの展覧会にはそれ以外の視点をくれる本も揃っていました。

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このような落ち着いた空間に、全国の書店員さんが選んだいま読んでほしい「ジェンダー関連書目」や、ブックディレクター幅允孝さんと(財)日本出版クラブライブラリー委員の方々が選んだ書籍、約100冊が展示されています。展示書目は「ジェンダー最初の一冊」や「多様化する家族のかたち」「暮らしの中の違和感」などテーマ別に分けられています。自分が興味のあるテーマから選ぶのもいいですし、普段触れていないテーマの本からも新しい発見がありそう。

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『トランスジェンダー入門/周司あきら 高井ゆと里』や『日本の女性・ジェンダーのいちばんわかりやすい歴史の教科書/飯田育浩』などジェンダーについてや多様なジェンダーのあり方を知る取っ掛かりとなる一冊から、『なぜ地方女子は東大を目指さないのか/江森百花 川﨑莉音』、『仕事の壁はくぐるのだ/川島蓉子』など、子育てや仕事に奮闘するワーママに参考になりそうな本も揃っています。私の書籍は『無意識の「思い込み」に気づく』のコーナーに展示されていました。

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夫婦関係って無意識の「思い込み」の連続ですよね……私も展示を巡り、100冊の本のなかから特に気になった2冊を購入しました。

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これからの女性たちの生き方を考えたエンパワメント・エッセイ集『SISTER “FOOT” EMPATHY/ブレイディみかこ』と、富山出身の著者が女性14人の話しを聞き、彼女たちの選択を通して地方を見つめ直す『地方女子たちの選択/上野千鶴子 山内マリコ 藤井聡子』です。展覧会にはこのように親自身が知識を深められる本はもちろん、実は絵本や漫画も選ばれています。子どもに読ませたいなと感じる本もあり、子育て中のママにも参考になるのではと思いました。

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展示された本は図書館のように、自由に手に取って読んでOKとのこと。入場無料でさまざまな知識をインプットできる、またとない機会かも?展覧会は11月29日まで神保町にある出版クラブビル3階のライブラリーで開催されています。訪れた際はぜひ私の本も探してみてください(笑)。気になる方は立ち寄ってみてくださいね!

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「夫婦ONE TEAM思考」を実現するママ向けオンラインサロンG’s Community

Instagram:じママ(@gmamanoikuji)

書籍『人生が圧倒的にラクになる! 夫婦ONE TEAM思考』

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