1. トップ
  2. 恋愛
  3. 【冨田侑暉(龍宮城)×NAOYA(MAZZEL)】「共演すると知って、主演の不安よりも嬉しい気持ちが大きかった」【sweet web独占】

【冨田侑暉(龍宮城)×NAOYA(MAZZEL)】「共演すると知って、主演の不安よりも嬉しい気持ちが大きかった」【sweet web独占】

  • 2025.11.17

10月29日(水)より放送がスタートしたドラマ『セラピーゲーム』。
本作でW主演を務める、冨田侑暉さん(龍宮城)NAOYAさん(MAZZEL)がsweet webに登場♡

役作りや撮影裏エピソード、さらには主題歌についてなど……たっぷりお話を伺いました!クールな撮りおろしカットも満載なので、ぜひ最後までご覧ください◎。

──まずは本作への出演が決まったときの気持ちを教えてください。
NAOYA「W主演(三兎湊役)ということでものすごく嬉しかったんですけど、それと同時にかなり驚きました。原作を読んだら大好きになってしまったので、湊になるために、毎日絶対に努力を欠かさないようにしようと思いました」
──具体的にどんな努力をされたか伺いたいです。
NAOYA「特にこだわったのは、湊の線の細さです。顔瘦せや筋肉の付け方など、細かく計画を立てました。あとは、声のトーンも意識しました。個人的なイメージになりますが、僕が普段喋る感じよりも(湊の声は)低いやろうなって思ったんです。その中でも可愛い子ぶるシーンでは、少し高くしてみたり……。彼の妖艶さ、危なっかしさを表現できるよう、試行錯誤しました」
──冨田さんはいかがでしょうか?
冨田「僕も初めてこの話を聞いたときは、本当に驚きました。自分に主演が務まるのかなっていう不安も大きくて。でもそのときに、相手役がNAOYAだと教えていただいて、楽しみな気持ちのほうが大きくなりました」
──グループのメンバーの方々の反応はどうでしたか?
NAOYA「(MAZZELのみんなは)喜んでくれました。僕自身、恋愛ものに取り組むのが初めてだったので、“また新しいNAOYAが出せるね”って言ってくれました」
冨田「龍宮城のみんなは、単純に“頑張れ!”の一言です。熱き男の友情みたいな感じで送り出してくれました」
──以前から交流があるお二人だと思うのですが、お互い共演すると聞いたときは、どのように感じましたか?
二人「“お前かーーー!”って感じでした(笑)」
NAOYA「でも本当に嬉しかったです。笑顔がこぼれました」
冨田「ほんまかいな(笑)。僕も改めて、湊役がNAOYAで良かったなって思います」

──それぞれ演じられているのは、失恋したてのノンケ獣医学生・生嶋静真、そして恋に臆病なツンデレフォトグラファー・三兎湊ですが、キャラクターに対する印象を教えてください。
NAOYA「湊は人間らしいキャラクターだと思います。過去のトラウマから人との壁を作ってしまう役どころですが、その中で垣間見える根の心の優しさや、ピュアさが彼の魅力です。とにかく可愛くて、愛らしくて、すごく大好きになりました」
冨田「僕が演じている静真は、一言でいうと、かっこいい人だなと思います。自分よりも他人ファーストな考え方があって、何事も受け止める覚悟がある。スパタリ系のキャラクターなので、気品があって、大人っぽいなと感じます。自分自身、彼が纏っている大人の余裕を表現できるよう、佇まいなどを研究しました。あとは、物事を俯瞰したかのような言い方をするイメージがあったので、セリフ回しも意識しながら、静真を作り上げました」
──ご自身と共通する部分もありますか?
NAOYA「ツンデレなところは似てるんかな~(笑)。“寂しいけど、別に全然寂しくないし!”みたいな感じで、結構ツンツンしちゃうことが多いかもしれないです。愛情表現できる日もあるんですけどね」
冨田「たしかにNAOYAは、2パターンあるよね。甘えてくる日もあれば、今一人になりたいのかな?みたいな空気の日もあって。そういうところ、湊に似ていると思います」
NAOYA「一人になりたいのは、台本覚えたいとき限定です(笑)」
──冨田さんは、静真との共通点についていかがですか?
冨田「NAOYAや龍宮城のメンバーには、“優しいね”って言われたりするので、自分ではあまり分からないですが、そこが、静真に似ているのかな……?」
──NAOYAさんは、どういうときに冨田さんに対して優しいと思いますか?
NAOYA「1万個ぐらいあるんですけど……」
冨田「盛ってる?(笑)」
NAOYA「例えば、撮影中に立ち位置が分からなくなったときがあったんです。そういうときに、無言で教えてくれるんですよね。僕が位置を分かってないことが周りにバレないように、気を遣ってくれて優しいなと思いました」

──作品の中では、冨田さん(静真)が歳上ですが、実際は逆ですよね。そのあたりを含めて、お二人の普段の関係性はどんな感じなんでしょうか?NAOYAさんに歳上感はありますか?
冨田「年齢はもちろん、芸能の歴でいっても先輩ではあるんですけど、NAOYAの人間性だからこそ言えますが、全くそう感じないです(笑)。本当に“イエイ!”みたいな、ノリのいい楽しい印象が強いです」
NAOYA「(笑)。僕は、侑暉のこと先輩みたいだなって思ってます」
冨田「後輩でしょ!(笑)」
NAOYA「撮影現場で侑暉に演技を教えてもらったり、引っ張ってもらったりすることが多かったので、大人な方だなぁって(笑)」
──それでは役柄の関係性に近いところはあったんですね。
NAOYA「そうですね。僕のわがままも色々と聞いてくれました」
──改めて、演技をしているときに感じたお互いの新たな一面はありましたか?
冨田「“ここまで細かく見れる人なんだ”って。尊敬する部分でもあるんですけど、NAOYAは見え方にすごく気を遣っていて。美しい場面でアドバイスをくれることがあって、とてもありがたかったです」
NAOYA「めちゃくちゃこの原作が大好きだからこそ、美しいシーンはこういう角度で撮りたい!みたいなこだわりが、色々あったんです。角度や手の添え方、力加減なんかも侑暉に伝えたんですけど、全部対応してくれて、僕の方こそありがたいなと思いました」

──NAOYAさんから見た冨田さんの新たな一面は?
NAOYA「台本を覚えてる姿がクールでした。台本合わせようって侑暉から言ってくれることも多かったです。あとは、スタッフの方への気遣いを見ていても大人やなって感じました」
──湊と静真の関係を表現するために、事前に擦り合わせたこと、意識されたことはありますか?
NAOYA「普段の僕たちの関係性とかを上手く使いたかったので、自然に会話する練習をしました」
冨田「ね!お互い関西出身なので、素を出しすぎると賑やかなキャラクターになってしまうんですよね。原作の上品な雰囲気を出すために、空き時間は標準語ゲームをよくしてました」
──どちらが強かったですか?
NAOYA「侑暉です。(侑暉は)全然普通に標準語喋れるんですよ。負けた罰ゲームとして、侑暉にカフェ代をご馳走しました」
──現場の雰囲気はどんな感じだったんでしょうか?
NAOYA「とても最高でした!演者もスタッフの方もみんな仲が良くて、毎日大笑いしてました。そういう雰囲気の中だったからこそ、いい作品が撮れている実感も強かったです」
冨田「NAOYAの言う通りで。本当に家族みたいな雰囲気だったんです。いいシーンが撮れたら、みんなで盛り上がったり……とにかく賑やかで楽しい現場でした」
NAOYA「中でも侑暉はムードメーカーだったよね。撮影のやる気を高めるような声掛けをよくしてくれてました」

──ご自身の役に対して、恋愛のアドバイスをするならどんなことを言いたいですか?
NAOYA「僕、めちゃくちゃ湊の気持ち分かるんですよね……」
──どのあたりが特に?
NAOYA「なんで(静真は)連絡返してくれないんだよ!みたいな部分とか。僕が恋愛するとしたら、“まあ絶対そう思うやろうな”って感じるので、アドバイスよりも共感の方が大きいです(笑)。とにかく湊は可愛いので、もうそのままでいてほしい」
冨田「僕は、静真から勉強させていただくばかりでした。どれだけ湊に駆け引きされても、相手を一途に思い続けるところや、何があっても受け止める姿勢を見習いたいです」
NAOYA「いや、僕は静真にアドバイスしたいことがいっぱいあるよ」
冨田「(笑)。じゃあNAOYAから静真にどうぞ」
NAOYA「やっぱり湊に連絡を全然返さないところに対して、思うところがありますね。自分が連絡を返さないくせに、湊に対して色々言ってきて……。“アンタが不安にさせてるからやろうが!”って、少し怒らせていただきたいです(笑)」
冨田「静真を擁護する形になっちゃいますが、彼は多分メッセージよりも直接言いたいんだと思います。タイプの違いです!」
──逆に冨田さんから湊に対して言いたいことは何かありますか?
冨田「“もっと素直になって!”と思います。強がっている部分があるので、“好きなら好きってちゃんと言ったほうがいいよ”と伝えたいです」

──今回、オープニング・エンディングをそれぞれのグループで担当されていますが、楽曲についてもお話を伺いたいです。
NAOYA「SKY-HI社長が原作を全部読まれた上で、作ってくださった曲なので、本当にドラマによくリンクしています。メンバーみんなでずっと歌っているくらい大好きな曲です。自分の出演作の主題歌を担当することが、小さい時からの夢でもあったので、それが叶ってすごく嬉しく思います!」
冨田「メンバー全員が台本を読んで、静真と湊の関係性を想いながら作詞した曲です。僕が勝手に思っているだけですが、7人分の思いを背負ってドラマに臨みました。僕たち龍宮城の『SUGAR』でスタートの火をつけられればと思います」
──特にお気に入りのフレーズ、もしくは、注目してほしいポイントがあれば教えてください。
冨田「聴いてくださった皆さんに見つけていただきたいので、具体的には言わないんですけど、生嶋兄弟(静真・翔平)らしいフレーズが歌詞の中に隠れているところに注目してほしいです。静真と湊の関係性をはじめ、そのほかのキャラクターとの関係性が感じられる曲に仕上がっています」
NAOYA「湊の独占欲がすごくリンクしているなと感じるのは、“もう誰にも触らせない 髪も指も全部”というフレーズです。湊の心情が込められているので、より感情も入るし、(湊のことを)可愛いなと感じる部分でもあります」

──改めて、本作の魅力について教えてください。
NAOYA「湊と静真の恋愛はもちろん、色々なことを描いているところが魅力的です。家族愛だったり、過去のトラウマを乗り越えていく過程だったり……誰しもが持っている自分の否定的な部分を肯定してくれるような温かい作品だと思います」
冨田「湊と静真の人間性だからこそ生まれる出来事や考え方が散りばめられていて、彼らの恋路が丁寧に美しく描かれているなと感じました。お互いの兄弟や友達に助けられるシーンも印象的で、人間味がある作品でもあるなと思います」
──撮影は終えられているとのことですが、特に大変だったシーンや楽しかったシーンなど、思い出深い場面はありますか?
NAOYA「百発百中で、湊の実家のシーンです。真夏に撮影したので、とても暑い現場だったんです。暑い中、みんなで頑張った部分なので、記憶に残っています。でも後から映像を確認したら、ちゃんと涼しげな顔で出来ていました。すごく綺麗に仕上がっているので、注目してもらえたら嬉しいです」
冨田「僕は、海のシーンが特に印象的でした。静真と湊が海越しで抱き合っているシーンがすごく綺麗で。“これはいい画になるぞ!”と監督にも言っていただきました。もともと海が好きというのも相まって、すごく楽しかったです」

──最後に本作の見どころや、胸キュンポイントをお願いします!
NAOYA「静真が、自分から湊にキスしたり、覆いかぶさったりするシーンは、自分でもドキドキしました」
冨田「頭から胸キュンしてもらえる要素がたくさんあるので選ぶのが難しいですが、お酒で酔っぱらっている静真の甘えた感じは、レアで可愛いと思います!かっこいいことが多い静真の時折見せる可愛いところは、ギャップではないでしょうか。あと、一人でお酒を飲んでいる湊を、静真が迎えに行くシーンがあるんですけど、そのとき見せる湊の安心したような表情は特に可愛いです!」
──ありがとうございました!


●ドラマ『セラピーゲーム』
10月29日より、毎週水曜24時59分~日本テレビほか
FODにて先行独占配信、Tverにて見逃し配信
Huluにて放送終了1週間後から配信
ゲイのカメラマン・湊は、失恋したばかりの獣医学生・静真と行きつけのバーで出会い、勢いで一夜を共にしてしまう。しかし翌、朝湊の隣で目覚めた静真は湊のことを全く覚えていなかった──!この一件をバーの従業員たちにいじられた湊は、彼らと“静真を惚れさせることが湊に出来るか”賭けをすることに。賭けのために静真に近づく湊だったが、誠実で真っ直ぐな静真と過ごすうち、計画は次第に揺らぎ始め……。
原作:日ノ原 巡「セラピーゲーム」シリーズ(新書館ディアプラス・コミックス刊)
●PROFILE
冨田侑暉/YUKI TOMITA
2004年12月7日生まれ。滋賀県出身。オルタナティブ歌謡舞踊集団・龍宮城のメンバー。現在、ドラマ「タクミくんシリーズ -Drama-」(BSフジ)に出演中。
NAOYA
2003年4月28日生まれ、兵庫県出身。ダンス&ボーカルグループ「MAZZEL」のメンバー。2025年映画『君がトクベツ』で映画デビュー。

photo : TOSHIYUKI TANAKA

text&edit : SUI KUROKAWA

※画像・文章の無断転載はご遠慮ください。
 

元記事で読む
の記事をもっとみる