リアム・ギャラガー、「オアシスが命を救ってくれた」

リアム・ギャラガーが、オアシスの再結成ツアーのために断酒と禁煙を守っていることを認め、「オアシスが命を救ってくれた」と明かした。先日、Ｘ（旧ツイッター）を通じて、ファンから「リアム、コンサートのために健康を維持したな、よくやった。ツアー中、修行僧のような生活をしているのは気の毒だけど、すごかった!! 本当に本当にありがとう」とメッセージを送られたリアムは、「オアシスが命を救ってくれた。そろそろ自分を正すときだ。これが人々にとってどれほど重要なことか分かっている。だから飲酒や喫煙、ドラッグをやめることは必要な犠牲なんだ」と返信。また「ギネスビールが恋しくなることはない？」との質問には、「ああ、酔っぱらってバカ話をするのが恋しい」と答えている。

兄のノエル・ギャラガーとともに1994年にオアシスを結成し、ヒット曲を連発したリアムだが、兄弟喧嘩をきっかけに2009年にオアシスが突如解散。昨年8月、奇跡の再結成を発表し、16年ぶりとなるワールドツアー「Oasis Live '25」の開催を明らかにした。かつては酔ったままステージに上がる、コンサートを途中で放棄するなど、物議を醸すことの多かったリアムだが、今年3月、「今は酒に興味がないから調子がいい。もう十分飲んだ」とXに綴り、断酒を報告。7月のカーディフ公演を皮切りにスタートさせたツアーは、世界中で大旋風を巻き起こし、10月には東京ドームで2日間にわたる来日公演を大成功させている。

Text: Tae Terai