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「えっ…なんで鹿!?」「仕事して」高市首相に立民議員が「奈良のシカ」追及でSNS大荒れ…支持者からも落胆の声

  • 2025.11.10

予算委「シカ追及」で国会大荒れ! 120兆円予算より「過去の発言」が優先された一日

※シカのイメージ
※シカのイメージ

2025年11月10日。本日開かれた衆議院予算委員会は波乱の幕開けとなりました。高市早苗首相の「奈良のシカ」発言を巡る追及が過熱し、国会内にとどまらずネット上で大荒れする事態を巻き起こしました。それは、立憲民主党の西村智奈美議員が冒頭約10分を費やした「奈良のシカ」発言が、120兆円規模の予算審議において適切だったのか、ネット世論を大きく二分しています。

立憲議員のシカ追及に…首相は「撤回せず」 経験を根拠に

立憲の西村議員は、高市首相が自民党総裁選で「外国人観光客がシカを蹴る・殴る」と発言したことについて、「外国人だけを問題視するのは差別助長・排外主義ではないか」として、発言の撤回と謝罪を要求。

これに対し高市首相は、「奈良県内のボランティアや旅館から実際に聞いた話」「自身も注意した経験がある」と説明し、「撤回はしない」と即答で拒否。双方一歩も引かず、論戦は冒頭から膠着しました。

SNS世論「予算審議でシカ?」と批判殺到

この追及は、直後からX(旧Twitter)で爆発的に拡散し、関連投稿は数千件規模で急増し、批判が圧倒的多数を占めました。

批判の主軸は、「議論の優先順位のズレ」です。

SNSのコメントの大多数は、「120兆円の予算審議で最初にシカって…優先順位どうなってる?」「物価高・防衛費・少子化より鹿が大事なん?」「国会を学級会だと思ってるのか」という批判。また、大手メディアも速報で「ネット大荒れ」「批判殺到」と報じ、「時間の無駄」といった投稿を多数引用しました。

NHK中継の視聴者からはリアルタイムで「シカより予算を」「ガッカリ」といった投稿が相次ぎ、国民が「迅速な課題解決」を強く求めている姿勢が示されました。

立憲支持層でも割れた「追及の是非」

批判が圧倒的多数の中、立憲支持層からも擁護と批判の両論が噴出しました。

「戦前、外国人が濡れ衣で虐殺された歴史を忘れた質問批判は危険。普遍的かつ重要な指摘」といった「差別防止に重要」という擁護意見が寄せられました。それに対し、「タイミングが不適切」という冷静な意見が殺到しました。

擁護派からも「予算委だろうが普遍的問題」という反論が出た一方で、「質問の意図はわかるが、場とタイミングのミスだ。今は切迫した国民生活の議論に集中すべき」という冷静な声も上がりました。

本会で、大築紅葉(おおつきくれは)議員をはじめとする立民の他の質問に対し、「鋭い」と評価する声もありましたが、「シカ追及」のインパクトの方が大きかった様相です。

国会に求められる「時間軸」の共有

SNSの反応を分析した結果、批判が殺到した構造的な原因は、野党が追及したかった「過去の政治姿勢」と、国民が求めている「未来の生活課題」という時間軸のズレに集約されます。

野党の追及権は民主主義の根幹ですが、国民が切実に解決を望む『今』の課題を差し置いて、過去の発言に長時間費やすことは、SNSでは「揚げ足取り」「国会の私物化」と捉えられ、支持を広げるどころか逆効果になることを、今日の予算委員会は証明しているのではないでしょうか。

今後の焦点

予算委員会は引き続き続きます。立憲民主党を含む野党が残りの審議時間で、国民の関心が高い経済、外交、少子化といった重要課題に焦点を当てた対案のある論戦を打ち出し、批判的な世論を転換できるのか、今後の委員会の動向に注目が集まります。

(LASISA編集部)

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