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「孫フィーバーに気をつけましょ!」初孫誕生にあたって『SNS』で情報収集した結果、、、

  • 2026.3.17

気になったことはすぐに手元のスマホで調べられる便利な時代です。さらにSNSを使えばさまざまな悩みを不特定多数の相手に相談できたり、他人の炎上を見て世間の反応や一般論をうかがえたり。しかし使い方には注意が必要なのかもしれません。今回はお孫さんが生まれたばかりの筆者の知人から聞いたお話を紹介します。

画像: 「孫フィーバーに気をつけましょ!」初孫誕生にあたって『SNS』で情報収集した結果、、、

配慮

先日、息子夫婦のところに赤ちゃんが生まれました。

赤ちゃんは私にとって初孫で、妊娠報告を受けたときはかなり舞い上がったことを覚えています。

お嫁さんの妊娠中、SNSを通じて世の多くのお嫁さんたちが『孫フィーバーで暴走する姑』に苦労していることを学びました。

せっかくの喜ばしい生命の誕生だというのに、お嫁さんの負担になってはいけません!
そのため私は必死にSNSで情報収集し、『お金を出しても口は出さない』『産後は向こうから言われるまで会いに行かない』など気をつけることを勉強しました。

実践

ついに赤ちゃんが生まれました!
予習はバッチリです。

息子から産後すぐに会いに来てと言われましたが、私は「配慮ができる姑」を全うしようと決めていました。
退院前日にうかがい、赤ちゃんとお嫁さんの顔を見ると、長居は禁物と言い聞かせ、名残惜しさを押し殺してすぐに帰りました。

退院後もこちらからは連絡をしないようにしていたのですが、お嫁さんから
「ニューボーンフォトの写真をプレゼントしたいのですが、大きいサイズと小さいサイズどちらがいいですか?」と連絡を受けました。

しかし、費用もかかるし発注も大変だろうと思い、「気を遣わせたくない」一心で
「お気遣いなく! 写真は要りません」
と返信したのです。本当は喉から手が出るほど欲しかったのですが……。

目の前の相手

数日後、今度は息子から
「母さん、本当に写真要らないのか?」
と連絡が来ました。

息子に本音を話すくらい許されるだろうと思い、本当は写真が欲しいが負担になりたくないから要らないと答えたことを伝えたのです。

息子は深いため息をつき
「そんなことだろうと思ったよ。〇〇(孫の名前)が生まれてから、なかなか会いに来ないし、連絡は寄越さなくなるし、挙句の果てに写真は要らないなんて言うから、嫁が『お義母さんに、赤ちゃんを可愛がってもらえない』って本気で落ち込んで、気にしているんだぞ」
と……。

私は衝撃を受けました。嫌われないための配慮が、かえってお嫁さんの心を傷つけてしまっていたのです。SNSで見た多くのお嫁さんの意見を参考にしすぎた結果、目の前にいる私のお嫁さんの気持ちを置き去りにしていました。

その後、私は慌ててお嫁さんに謝罪と「本当は写真が欲しくてたまらない」という本音を伝え、今では毎日のように送られてくる孫の写真に目を細めています。

今後はSNSの情報ばかりに捉われず、目の前の息子やお嫁さん、孫の気持ちと向き合っていきたいと反省しています。

【体験者:60代・女性主婦、回答時期:2026年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Emi.A
夜の世界での接客業を経て、会社員に転身。その経験を生かして、男女の人間関係を中心にコラムを執筆。結婚と出産の際に会社員として苦労した経験を経て、働く母親世代の思いにも寄り添うべく、執筆業専門に転身。現在は、男女関係、ワーキングマザーのリアルを描くライティングを行う。

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