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意外と読めない?【漢字クイズ】「幼気」はなんと読む?→気になる正解は?

  • 2025.11.24

いつの時代も幼い子どもは可愛いものであり、か弱く守るべき存在として捉えられています。

今回ご紹介する「幼気」もそんな幼くいじらしい様子を表わしていて、古代から現代に渡ってほとんど意味を変えることなく使われ続けている言葉です。みなさんは正しく読むことができますか?

問題

「幼気」はなんと読む?
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「幼気」と「痛き気」

「幼気」の正しい読み方は「いたいけ」で、「幼くていじらしいさま」「小さくてかわいらしいさま」という意味を持ちます。

「幼気」の語源は「痛き気(いたきけ)」で、もともとは「心が痛むほど愛らしく思われるさま」という意味で用いられていました。時代とともにその音が「いたいけ」へと変化し、さらには「幼気」という漢字をあてるようになったと言われています。

「幼気」の類義語

「幼気」には「あどけない」という類義語があり、「無邪気でかわいい」「することが幼い」という意味を持ちます。

非常に似ている言葉ではありますが、「あどけない」は見た目の無邪気さを強調することが多いのに対し、「幼気」は見た目だけでなく心の純粋さも含んだ意味合いで用いられます。

また、「幼気」は人だけでなく植物などに対しても使うことができるというのが特徴的です。


参考文献:大辞林

文(編集):そこさん

元国語科教員。一文字でたくさんの意味を持つ漢字に魅了され、大学では中国文学を専攻し、漢詩について研究。とても身近なのに、意外と深くは知らない漢字。読むだけでちょっと賢くなれる、そんな豆知識をお届けします!