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次の一手は? 仲裁も期待できず、結婚の許可どりは手詰まりに【やさしさに焦がれる Vol.32】

  • 2026.2.20

■これまでのあらすじ

結婚を機に彼の海外赴任に同行すると告げた凜は、母の強い反対にあう。かつて母のために留学を諦めたことがある凜にとって、その反応は痛烈だった。祝福してくれる伯母からは、「結婚するのに親の許可なんて関係ない」と厳しくも温かい助言を受ける。けれど凜の中には、幼い日に「私がお母さんを守る」と誓った記憶が根を張っていた。その約束が、いまも彼女の自由を縛っているのだ。やがて伯母がかけた「後悔だけはしないでね」という言葉が、母の「後悔するわよ」と重なり、凜の胸に深い温度差を刻んでいく。

■叔母との話を彼に打ち明ける

■次の一手を探る彼に…凜が投げかけた問い

いつものように笑顔で迎えてくれた彼に、凜は伯母が結婚を祝福してくれたこと、そして仲裁に入ってもらうのは難しそうだということを打ち明けました。

伯母だけが頼りだと思っていただけに、彼も焦りを隠せず、次の一手を考え込みます。そんな彼を見ながら、凜は伯母の言葉を思い返していました。

「私って、お母さんに甘いと思う?」

ふと口をついて出たその問いに、彼はどんな答えを返すのでしょうか――。

(福々ちえ)

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