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高校生792人ががランク付け!《テレビ局》人気ランキング… 1位は “3割以上” が支持、 “最下位”は「年配者向けドラマ」ばかり?

  • 2025.11.1

民放キー局とNHK

高校生が支持するテレビ局とは?
高校生が支持するテレビ局とは?

時代ごとのトレンドセッターとして絶大な影響力を誇ってきたテレビ。しかし近年は「オールドメディア」とも呼ばれ、若者だけでなく30~50代の現役世代でもテレビ離れが深刻になっています。

とはいえまだまだ大衆的な役割を果たし日常に浸透しているメディアでもあり、特に家族と生活している高校生にとっては日々触れる機会は多いもよう。このたび、10代・現役高校生を対象としてマーケティング情報サイト「ワカモノリサーチ」が「若者の気持ちわかってるなぁと思うテレビ局はどこですか?」というアンケート調査を実施、その結果をランキング形式で発表しました。

調査は2025年8~9月、全国の現役高校生男女を対象にウェブ上で行い、792人から回答を得たものです。

民放キー局とNHKについて、結果をカウントダウン順に発表します。まず、「アニメが面白い」「ドラえもんがやっているから」「クレヨンしんちゃんが好きだから」と、放送歴の長い人気アニメを支持する高校生から票を集めたテレビ朝日系(支持率3.2%)。同局は「ドクターX」や「相棒」「科捜研の女」など中高年を主なターゲットとする人気シリーズドラマを多数擁する一方、若者の支持率はいまひとつ伸び悩んでいると言えそうです。

次いで「アニメが多いから」「アニメが多くあるから」「アニメが若者向け」と、とにかく“アニメ戦略”で若者を取り込んでいるテレビ東京系(3.9%)。どんな非常時でもテレ東はアニメをやっている……がネットミームになるほどアニメの印象が強いテレ東。アニオタを自認する高校生からも一定の支持を集めていると見られます。

続いて、冠番組「Golden SixTONES」など人気アイドルを起用した番組が注目され、ほかにも「世界の果てまでイッテQ!」「月曜から夜ふかし」と人気の番組を多数抱える日本テレビ系(16.4%)。日テレは「何となく」という理由も多く、“ながら見”している家庭も少なくないようです。

また、「いないないばぁがあるから」「おかあさんといっしょ最高」「うーたんといっしょがかわいくて尊い。サボさんも推し」「スポンジボブがやっているから」「ピタゴラスイッチが大好きだから」と、Eテレ(教育テレビ)の番組名が多数挙がったNHK(16.8%)。現役高校生にとって、幼少期に見た番組の記憶が今なお鮮烈に残っているようです。

さらに「バラエティー番組が面白い」、具体的には「新しいカギが高校生向けのテレビだから」「ドッキリGPがあるから」という2番組を推す声が目立ったのがフジテレビ系(22.9%)。さらに、「まあなんだかんだめざましテレビ」「めざましテレビが唯一面白いと思うニュース番組だから」「めざましテレビでトレンドを知ることができる」「めざましテレビとかでの今どきコーナーすき」と、同局の看板番組とも言える「めざましテレビ」を挙げる声が多く、トレンドだけでなく社会的なニュースを知るきっかけになっているもよう。起床から登校までの時間に放送されているのも、同番組と高校生とのちょうどいい接点になっているのかも知れません。

そして、3分の1以上の高校生が指名したのが、「若い子向けのテレビ番組が多い気がする」「若い人が楽しめそうな番組が多いから」などのコメントを多く集めたTBSテレビ系(36.9%)。「Snow Manが出てるから」「k-pop系の番組が多い気がする」「アイドルが沢山出ているから」「アイドルグループの曲をメドレーでやったりしてくれるから」と、日本や韓国のアイドルにフィーチャーした番組を挙げる声が多く、その支持率から見ても“他局に比べて明らかにTBSが若者向け”と感じている高校生も少なくないようです。

具体的な番組名としては「カウントダウンTVらぶ!」「それスノ(それSnow Manにやらせて下さい)があるから」「水曜日のダウンタウンがあるから」「モニタリングは面白い」「ラヴィットは明るくて好き」「ドラマが最近の流行りとかを取り入れて面白いから」「火曜22時のドラマが若者向けが多い」と、バラエティー番組とドラマが特に人気を集めています。

どの局についても多数の番組名が挙げられるあたり、テレビのチカラはまだまだ当面強いままに推移しそう。その中で、若い世代の支持を得ることは各社の命運を大きく左右することになりそうです。

(LASISA編集部)

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