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「まさか…」「マジで?」33年ぶりに“完全新作で復活”した神アニメ…「イントロが神すぎる」ファン熱狂の“演出”で魅せた至高作

  • 2025.11.17

かつて一世を風靡した名作が、時を経て現代の映像技術や新たな解釈と共に甦る“再アニメ化”。原作の持つ魅力はそのままに、より鮮やかになった表現で、当時のファンはもちろん新たな世代の心をも掴む作品が、数多く生み出されています。今回は、そんな“再アニメ化で再び脚光を浴びた作品”5選をセレクトしました。

本記事では第1弾として、2013年放送のアニメ『ガッチャマン クラウズ』(日本テレビほか)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“再アニメ化で再び脚光を浴びた作品”アニメ『ガッチャマン クラウズ』

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※Google Geminiにて作成(イメージ)
  • 作品名(放送局):アニメ『ガッチャマン クラウズ』(日本テレビほか)
  • 放送期間:2013年7月12日~9月27日

あらすじ

生命体が持つ精神エネルギーが実体化した物体「NOTE」を力の源とする、特殊な強化スーツを装着して戦う戦士・「ガッチャマン」。地球のガッチャマンは、評議会から派遣された宇宙人と潜在能力を見込まれた地球人たちで構成されています。彼らは、評議会の保護観察処分に背いて地球に侵入する異星人犯罪者や、正体不明の謎の存在「MESS」から、人々の生命と資源を守るために戦っていました。

Gメンバーとして活動する一ノ瀬はじめ(CV:内田真礼)橘清音(CV:逢坂良太)たちは、謎の宇宙人ベルク・カッツェ(CV:宮野真守)、そしてSNS「GALAX」を生み出した天才少年・爾乃美家 累(CV:村瀬歩)と深く関わっていきます。これは、現代社会に生きるヒーローの在り方を問う物語―。

アニメ『ガッチャマン クラウズ』の見どころ ※ネタバレあり

2013年に放送されたアニメ『ガッチャマン クラウズ』は、従来のヒーロー像を大胆に再構築した意欲作として高く評価されています。SNSでは「SNS社会を描いてるのが先進的で名作」というコメントがあるように、人々がSNS(作中では「GALAX」)を通じて繋がり、時に無責任な悪意に染まる現代社会の姿を鋭く描き出しました。加えて、メインキャラクターのみならず、脇役にも心躍る群像劇が用意された緻密なストーリーも見どころ。視聴者からは「モブキャラも含めてドラマがあるのが面白い」といった称賛の声が寄せられています。

また、SNSで「変身シーンのBGMは何度聞いてもテンション上がる」「曲が最高だった」「イントロが神すぎる」といった声が寄せられるほど、スタイリッシュな音楽も本作の評価を決定づけた要素のひとつです。ガッチャマンの見どころである変身シーンに流れるBGMは、視覚だけではなく聴覚でさえ釘付けにするほどの高揚感をもたらします。さらに、WHITE ASHさんによるオープニングテーマ「Crowds」、主人公・一ノ瀬はじめの声を担当した内田真礼さんによるエンディングテーマ「INNOCENT NOTE」といった主題歌も作品を大きく盛り上げました。

アニメ『科学忍者隊ガッチャマンF』以来の33年ぶり完全新作

1972年に放送が開始され、一世を風靡したアニメ『科学忍者隊ガッチャマン』。この伝説的なシリーズが、2013年7月、日本テレビ系列の深夜アニメ枠にてアニメ『ガッチャマン クラウズ』という完全新作として放送されることが明らかになり、SNSでは「まさか…」「マジで?」などの声が見られ、大きな話題となりました。

テレビアニメシリーズとしては、1980年まで放送されたアニメ『科学忍者隊ガッチャマンF』以来、実に33年ぶりとなる新作の復活劇。現代的な要素をふんだんに盛り込んだ新しい“ガッチャマン”の姿として本作は大きな反響を呼び、2015年7月には続編となるアニメ『ガッチャマン クラウズ インサイト』も放送されるほどの人気シリーズとなりました。

アニメ『ガッチャマン クラウズ』を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、“ガッチャマンの常識を覆す完全新作”をぜひご覧ください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です