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誠心誠意のお世話「結婚してお母さんの最低さがわかる」義姉の娘に芽生える羞恥の念。義母の遺産騒動|ママ広場マンガ

  • 2025.10.26

妻静江さんは完全同居している義母トキさんの介護をしていた時に突然「ありがとうねぇ・・」と言われ、義母の死期が近いことを察しました。すぐに夫吉雄さんに吉子さんと吉美さんの義姉2人を呼ぶように頼むと、20年前義父が亡くなったのをきっかけに義母と同居することになったことを思い出して寂しい気持ちに。そして週末、家にやって来た義姉たちが義母そっちのけで遺産の話をしていると、「娘2人に話すからアンタは部屋から出てて」と言われて寂しくなった静江さん。その後、上機嫌な義姉たちが出てきて勝手に遺産を分け始めた上に、静江さんが遺産を狙っていると言い出し始末。「お義母さんのお考え通りに従いますから・・」静江さんの言葉に義姉たちは上機嫌で帰っていきました。それから義姉たちが義母に会いに来ることはなく、ひと月後眠るように逝ってしまった義母。お葬式でも弔問客への挨拶など忙しく動き回る静江さんとは裏腹に何もしない義姉たちは文句ばかり。吉子さんの娘ひろみさんが静江さんを庇って反論するも話にならず、「ひろみはひ孫を見せられてほんと祖母孝行」と独身の涼子さんを責めるような発言をする義姉たちに、「唯一の心残りを責めるなんて」と静江さんは怒りを覚えました。

「早く遺言書開けましょうよ」悲しみを悼むどころか遺産に夢中

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義姉たちが来てからひと月後、眠るように逝ってしまった義母。悲しみにくれる家族の前にあらわれた義姉たちは「あぁ疲れた」と何もしていないのに文句ばかり。吉子さんの娘ひろみちゃんがたしなめるも全く懲りず。その後、ひろみさんが私と涼子さんに挨拶すると、「ひろみはひ孫を見せられてほんと祖母孝行よね」と涼子さんに嫌味を言う義姉たちにひろみさんが反論!涙ぐむ涼子さんを見て、「この場で責めるようなことするなんて・・」と怒りがこみ上げました。

さらに、「お母さんも、もう少し長生きできると思ったけど」吉子さんがそう言うと、「嫁の世話のせいじゃないの。さっきから、これ見よがしに泣いてるけど、ホントはせいせいしてんじゃない?」吉美さんにそう言われ、「・・お義母さんの死を悲しんでるのに、なんでここまで言われなきゃいけないの!?」とますます怒りがこみ上げました。

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すると、「姉さん、訂正してくれ。静江はほんとうによくやってくれた。お袋も感謝してた」夫がそう言うと、「そうだよ、お母さんたち何言ってるの!?サイテー」ひろみちゃんも夫に賛同。「伯母さんたちなんて、ほとんど顔見せにもこなかったくせに。おむつひとつ替えたり、ご飯食べさせたり、何にもしてないじゃん。全部、お母さんが・・」と涼子まで!

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それを聞いた私は、「涼子、いいから」と制止した後、「お義姉さん。私は誠心誠意お義母さんのお世話をいたしました。もちろん、至らない点はあったかと思いますが、後ろ暗いところはひとつもありません」とキッパリ言うと、「静江おばちゃん、ごめんね。嫁って立場になってから、本当にうちのお母さんの最低さが分かる。恥ずかしいよ・・」ひろみちゃんがそう言うと、「な、なによ。ちょっと言い過ぎただけでしょ」と反論する吉子さん。

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そんなとき、吉美さんが「それより、早く遺言書開けましょうよ」と言い出し、「自筆の遺言書は勝手に開けられないんだよ。家裁での検認が必要だから」夫がそう言うと、「何それ?時間稼いでごまかそうとしてないわよね??」と疑いの目を向ける吉子さん。ひろみちゃんは、「・・お母さん、ホント大輔さんの前で恥ずかしいから、常識無いならせめて黙って!」と怒り出しました。

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ひろみちゃんの一声が効いたのか、義姉たちはその後は大人しく、葬儀も無事終了しました。
「静江、今まで本当にありがとう」夫にそう言われ、「あなたこそ・・お義姉さんに言い返してくれて、うれしかった」とお礼を伝えながら、「・・正直、もう少し早く言い返してくれたら、もっと良かったけどね」と心の中で呟きました。

葬儀の最中、静江さんに文句を言い出す義姉たちを見て、訂正してくれ、と詰め寄る吉雄さん。涼子さんやひろみさんも義姉たちに不満がいっぱい!静江さんは、義母に対して誠心誠意お世話したことを伝えると、「それより早く遺言書を開けよう」と言い出して、ひろみさんは恥ずかしくなりました。葬儀が終わった後、「本当にありがとう」とお礼を言う吉雄さんに応えながら、「もう少し早く言い返してくれたら」と思う静江さん、本当に義姉たちには嫌な思いをさせられますよね。

※ストーリーは実話を元にしたフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:ポジョ
在宅デザイナーの主婦です。息子と夫、そして猫と暮らしています。

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