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なぜ男性は女性の“気遣い”を当たり前に思うのか?SNSで悲痛な声「心が折れる!」メンタルケアする女性たちの実態

  • 2025.10.20

女性が背負う「見えない感情労働」メンタルケアとは

メンタルケアとは
メンタルケアとは

「大半の男性は女性にメンタルケアされてることすら気づかずに生きてるんだと思う。」という内容のX(旧Twitter)の投稿が、数万いいね、1000万ビュー超えの大反響となっています。 妻が夫のストレスをさばき、母が子どもの機嫌を整える「見えない気遣い」がなぜ「当たり前」になってしまうのでしょうか?

Xに投じられた短い一文は、家庭内の「見えないメンタルケア」の核心を直撃し、女性が夫や子どもの感情を支える「感情労働」が無自覚に消費される現実を突きつけ、数万いいね、1000万ビュー超えを記録しました。

この背景には、「家庭内の役割」や「心の負担」を巡る、日頃から蓄積された多くの人のモヤモヤがあるようです。今回話題となった投稿は、多くの夫婦や親子の日常を立ち止まって振り返る、強烈なきっかけとなっています。

なぜ男性は気づかないのか?共感、反論…リアルな声が交錯

この投稿には多数のコメントが殺到し、リアルな声が交錯しました。

「心が折れる」女性たちの叫び

「男性は無意識のうちに『女性が自分の感情を受け止めてくれる』と学習してる。母親・姉・彼女・妻・同僚女性が「聞き役」「癒し役」「気配り役」で期待されちゃう」

「夫の愚痴を毎晩1時間聞いて、ストレスを和らげるけど、私の疲れは『へぇ』で終わり。心が折れる」。 「女性が男性のケア役をタダで背負う構造。もう限界」

「モラハラ元夫に『あなたへの気遣いをやめた』と言った時、『違う、俺に嫌がらせをしてるんだ』と反論された。メンタルケアしない=嫌がらせらしい」

「逆に女性のメンタルケアする男性はあんまりいない 男性がするのは ご機嫌取り」

「ほんとこれ中学の保健体育とかで教えてほしい。そして大体これ(メンタルケア)が無償で行われていることも」

「職場に女性を入れるとき、プロジェクトチームに入れるとき、どんな理由付けだったか。 職場の花とか、女性ならではの観点から仕事をしてもらう、ではなかったか。 女性にそういう役割を与えるということこそ無意識にメンタルケアを求めている」

「我が家とか、もはや私なんて夫の心療内科のかかりつけ医状態」

彼女たちの言葉の端々からは、報われない感情労働の疲弊が伝わってきます。

「感謝しないと」男性から気付きも…「いや、そうじゃない」反論も多い

一方で、男性側からも気づきが。「妻がいつも話を聞いてくれてたのが、ケアだったなんて…気づかなかった。感謝しないと」。 「確かに、妻の気遣いを『当たり前』と思ってた。話し合ってみる」など、初めて妻の苦労に気づいたという男性の声も。この「見える化」こそが、対話の第一歩かもしれません。

「大半の女も、男性が家計や実務で支えてることに気づいてない」

「自分のメンタルですら管理出来ない女さんが、男のメンタルケアなんてできる訳ないだろ」

「女性の『ケア』は押しつけがましく、精神的な荷物になる場合もある」

一部の男性側からは、「実務面での貢献」や「ケアの強制」への反論も。結局、ケアは男女どちらか一方の問題ではなく、「相互理解」と「対話」が不可欠だという意見も多く寄せられました。

限界を迎えた妻の涙

40代編集者のAさん(仮名)の日常は、まさにこの「見えないメンタルケア」の重さを物語っています。

「夫が仕事でイライラして帰ると、黙ってビールを出し、取引先の悪口や上司への不満を1時間聞く。『最近キツいんだ』って言うけど、私が『私も疲れてる。今日会社でね……』って呟くと、間髪入れずに『疲れてるんだからその話は聞きたくない』とピシャリ。その度に、心がちくっとするんです」とAさん。

さらに、思春期の息子の存在も重くのしかかります。「朝遅刻しそうになる息子に何度も何度も声をかけます。起こすのは親の責任だと思って。息子が困らないように……。それでも『うるさいな!クソババア』と返されて、傷つきながらも、夕飯に息子と何か会話ができたら、学校での困り事や友人関係に悩みはないか少しでも話しが聞けたら……と息子の好きなハンバーグを作ります。でも、食後に『おいしかった?今日遅刻しなかった?』と聞いても『部屋でゲームするから絶対に声かけないでよ』と一言。そのままスマホを持ってすぐ部屋に戻ってしまう。私はただの家政婦なのか……。夫の『お前がいなきゃ困るよ』という言葉も、虚しく響くだけ…」。

Aさんは涙目で言います。「『母親だから、妻だから、つい何でもやってあげてしまう。でも、こんなに頑張ってるのに、誰も気づいてくれない。自分が家族を甘やかしすぎたのかなって、夜中に何度も自問自答するんです』」

そして、ある日、Aさんの我慢は限界に達しました。「また、心ない声で夫に『お前がいなきゃ困るよ』と言われたとき、私は『もう出て行きたい、あなたとは離婚したい』と泣き叫びました。夫は初めて、私の様子がおかしいことに気づいたようでした」。

「気遣い」と「ありがとう」が持つ力

「妻の優しさはタダじゃない」という言葉に集約されるように、数万いいね超えのX投稿は、妻や母の「見えないメンタルケア」を照らし、多くの人の心に響くきっかけとなったのではないでしょうか。

「男性は特に気づかない」という声が圧倒的に多い中、Aさんのように、自責の念を手放し、心の叫びをきちんと伝えることで、状況を変える一歩を踏み出すことができるのかもしれません。

Aさんは、夫に本音をぶつけて以来、少しずつ家庭内の空気が変わったと言います。

「ある晩、夫の愚痴を『うんうん』で軽く流し、いつもより静かにしてたら、『なんか元気ない? 大丈夫?』って初めて心配してくれたんです。息子も、夕飯で『ハンバーグ、いつも作ってくれてありがと』ってポツリと言ってくれて、思わず泣きそうになった」。

夫婦で、親子で、「お互いに心の負担を軽くできているかな?」と、さりげなく気遣い合う姿勢が、絆を深めるはず。あなたも、今日から「ありがとう」の言葉と、ちょっとした気遣いを家族に伝えてみませんか?

(足立むさし)

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