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【更年期】症状の大小は「月経前症候群(PMS)」と密接に関わりがあった…!400人が回答“不調との向き合い方”

  • 2025.10.20

「更年期の症状」向き合い方について

「更年期の症状」向き合い方について
「更年期の症状」向き合い方について

女性たちが避けて通れない「更年期」の悩み……心と体のバランスが乱れてしまうと真剣に悩んでいる人は多いと思われます。今回「キレイ・デ・ラボ」が実施した「更年期に関連する症状」の調査結果を参照して、みんなが抱えている悩みに迫っていきます。調査は2025年10月上旬、40〜59歳の女性408人に行われました。

今回の調査では、まず40~59歳の女性2008人を対象に更年期症状の有無を調査。その結果、約74%の女性が「何らかの更年期に関連する症状を感じている」と回答しました。このうち症状を感じている408人を対象にさらに詳しく調査したところ、23.2%の人が「中程度以上のつらさを感じている」ことが判明しました。特につらい症状としては、「睡眠の質の低下」「気分の落ち込み・イライラ」「ホットフラッシュ(のぼせ・発汗)」などが上位に挙がり、日常生活や仕事への影響が懸念される結果となりました。

注目すべきは、月経前症候群(PMS)の経験と更年期症状の重さに関する相関関係です。PMSをある程度以上感じていた人では、更年期症状の負担が「中程度以上」と回答した割合が約35%に達しました。一方、PMSを「まったく感じていなかった人」では同割合が10.3%にとどまり、約3.5倍の差が見られました。この結果について調査を実施したキレイ・デ・ラボは、「あくまで感じ方の傾向であり、因果関係を示すものではない」としながらも、「ホルモンバランスの変化に対する個人の感受性に共通点がある可能性」を指摘しています。

生活習慣と更年期症状の関係も明らかになりました。睡眠時間が6時間未満の人は、7~8時間の人と比べて、更年期症状の負担が「中程度以上」と回答した割合が約2.7倍となりました。また、運動習慣についても興味深い結果が得られています。週3回以上運動を行っている人では、更年期症状の負担が「中程度以上」と回答した人が14.5%だったのに対し、「ほとんど運動していない人」では25.7%と、明確な差が見られました。

「更年期とどのように向き合いたいか」という質問では、「不調をできるだけ減らしたい」が29.7%で最多となりました。しかし、「自然なこととして受け入れたい」27.0%、「自分なりの工夫で前向きに過ごしたい」23.8%も僅差で続き、つらさを感じながらも自分らしく過ごしたいという前向きな姿勢がうかがえます。

「更年期を前向きに過ごすために大切だと思うこと」として最も多く挙げられたのは「睡眠・運動・食などの生活習慣」でした。次いで「正しい知識・情報」「信頼できる相談先(医療機関・専門家)」が続きましたが、これらが「十分に足りている」と感じる人は少なく、症状が重い人ほど「足りていない」と回答する傾向が明らかになりました。負担が非常に重い人では100%、重い人では77.8%が「まったく足りていない」「あまり足りていない」と回答しており、軽い人(55.5%)やまったくない人(36.4%)と大きな差が見られました。

この結果から、大勢の女性たちが体の不調と向き合っていることが判明しました。症状を和らげるための生活習慣やマインド面など、個々で過ごし方の工夫をしていることも明らかになりました。こういった体の不調はなかなか人には言いにくいと思います。こういったデータを参考にすることで自分だけではないというマインド面の安心にもつながっていくでしょう。また、過ごし方のヒントとしてぜひ参考にしてみてくださいね!

(LASISA編集部)

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