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「なぜ女に生まれただけで化粧しないと非常識なのか?」SNS上で《メイク論争》白熱!!メイク派vsノーメイク派vs身だしなみ派…三つ巴の対立へ

  • 2025.10.20

社会問題化した「メイクする・しない」問題

社会問題化した「メイクする・しない」問題
社会問題化した「メイクする・しない」問題

現在、X(旧Twitter)上で女性の「メイクをするかしないか」をめぐる議論が白熱し、連日Xのトレンドワードに関連する投稿が多数見られるほど大きな話題を呼んでいます。これは単なる美容の話題に留まらず、女性の社会的な「義務」や「自由」に関わる根深い問題として、大きな波紋を呼んでいます。

議論の火付け役となったのは、10月17日に投稿されたあるポストでした。あるユーザーの「化粧好きな人って化粧っけない人のことナチュラルに見下してんだろうなってのがよくわかる」という率直な意見を表明したポストが起点となり、この投稿は瞬く間に5万4千以上のいいね、1300万View超という爆発的な拡散力を見せました。

これに連鎖したのは、ノーメイク派の代弁ともいえる別のユーザーによる引用ポストです。同氏は「なぜ女に生まれただけで化粧しないと変な目で見られたり非常識だという扱いを受けるんですか? 男の身だしなみ=ヒゲ剃り髪セット歯磨き等の最低限の清潔感で許されるの何」と、女性特有の不公平感を訴えかけ、3万3千近いいいねを獲得しました。

この二つの投稿が軸となり、それまで9月頃から散発的に見られた、メイクによる外見の変化(垢抜け)の是非をめぐる議論を一気にヒートアップさせました。背景には、2025年にナチュラルメイクや肌への負担を減らす「自然派美容」のトレンドが広がる一方、社会の対面機会増加が重なったことで、「メイクはどこまで必要か」という問いが改めて生まれたことがあります。関連ポストは数百件に及び、#メイク自由 などのハッシュタグも自然発生。Xのアルゴリズムに乗って拡散し、収束の兆しは見えていません。

「自分のため」か「誰かのため」か…三者三様の主張

議論は大きく「メイク派」「ノーメイク派」「中立・身だしなみ派」の三つの主張に分類されますが、その根底には「自己表現 vs 強制」「誰のためのメイクか」という対立軸が存在します。

メイク派:「自分の快適さ」を追求するツール

メイク派の主張は、一貫して「メイクは自分のためにする」という点にあります。あるユーザーのように「人がどうとかじゃなくて、完全に自分が快適に過ごすため」と断言する意見や、「すっぴんだとやる気出ない」といったメンタルヘルス面での効果を強調する声が多数見られました。彼らにとってメイクは、知性や品を高め、一日をポジティブに過ごすための「自己満足」のツールであり、男性からの評価は二の次であると主張しています。

ノーメイク派:不公平な「義務感」からの解放

ノーメイク派の訴えは、主に「女性にだけ課せられる不公平なプレッシャー」への不満に集中しています。「めんどくさい、金かかる、やり方わからない」といった単純な負担に加え、「化粧なんて廃止すべき」といった根本的な疑問も投げかけられています。特に、「メイクする側は信念あるけどノーメイク側には信念がない…でも比較されて腹立つ」というポストが示すように、「義務感」からの解放を求める声が強く、肌荒れなどの体質的な理由でメイクができない人も含まれています。

中立・身だしなみ派:「TPOマナー」としての最低限の必要性

中立派は、メイクを個人の自由と認めつつも、「人に不快感を与えないマナー」としての側面を重視します。個人の自由を尊重しつつも、「社会的なマナーとして化粧が一般的。したくない人でも手抜き扱いされる」といった、社会規範と個人の自由との間で揺れる現実を指摘する声も多く見られました。ルッキズム批判を高めつつも、職場などTPOに応じた最低限の整えは必要不可欠という立場です。

女性の自由と義務をめぐる議論は続く

この議論は非常に関心を集めており、関連ポストの総いいね数は累計10万件超を記録しています。ポジティブな反響として、多様性尊重や互いの「体験の差を理解」しようという建設的な意見交換が増加しています。

一方で、「ブス」「変な奴」といった過激な言葉を使った誹謗中傷も少数ながら発生しており、ノーメイク派のあるユーザーが「病院受付で投書され(ノーメイクであることを)名指しで批判された」というメンタルヘルスに関わる実体験の共有もされています。また、メイク派のあるユーザーによる「明確な信念や理由がないのであれば、不満を訴えるべきではない」といった、対立を助長するような強い言葉も見られました。

この議論は、現在はSNSの中で起こっているものですが、就活や職場のマナー論へ発展するなど、女性の選択肢拡大に寄与しています。この一連の議論は、女性に課されてきた「メイクの義務」からの解放と、「自己決定権の尊重」という、根深いジェンダー規範の課題を浮き彫りにしました。今後の社会や美容業界の動向に大きな影響を与えることが予想されます。

(足立むさし)

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