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子どもたちと「家飲み」する日がくるとは! 定期開催の「家族の日」、今回のテーマはメキシカンでした【タベコト in Berlin・110】

  • 2025.10.18

ベルリン在住で6人の子どものお母さん。モデルとして活躍する傍ら「台所から子育て、暮らしを豊かに」をコンセプトに、オンライン講座とウェブサイトを主宰している日登美さんによる、「食」からはじまるエッセイです。

久しぶりの家族の日、今回のテーマはメキシカン

子どもが大きくなって一人暮らしをするようになり、家族全員で夕飯を共にしようとしてもイベントを開催しないと自然と集まれなくなってきたことから、我が家でほぼ月1で開催している「家族の日」。このたび久しぶりに開催しました。

夫と作るチリコンカルネ。実験みたいで楽しいご飯の会の料理。

この夏は大きな子どもたちとバラバラの夏休みだったので、気がつけば3か月ぶり?の開催。子どもが小さいうちは、早くみんな独立すればいいのに、なんて思ってしまうけど、子どもが大きくなると一緒にご飯を食べる時間も簡単に作れなくなってしまうなんて、寂しいもんですね。

美味しいものが山盛りのテーブル。

ともあれ、今回のメインはメキシカン。みんなそれに合うものを適当につくるということになりました。
私と夫はメインのチリコンカルネを本場のレシピで。夫がちょうどアメリカ出張中に買ってきたメキシコのチリの出番がやってきました。


毎回だいたい食べきれない(笑)ので、翌日、残り物で楽ができるという利点も!

こんなふうに普段作らない料理をダイナミックに作っていく、というのが楽しいところ。夫や子どもの晴れ舞台となるのが家族の日のご飯です。お兄ちゃんたちはチキンフライ、お姉ちゃんはナスの肉詰め、トマトと桃のサラダなど、それぞれ美味しそうなものをググって作ってくれました。

今回は大量のライムもゲットして、南米風のカクテルなども準備。子どもたちと「家飲み」する日がくるとは! ブラジル文化で育ってきたこともあって、南米風のカクテルは子どもたちの方が詳しかったりもして。思わずワイワイと楽しい夜になりました。

この日のプレートお1人様の量! どれも美味しかったけどもうお腹パンパンでした。

そしてこの、家族ご飯の日は大きい子どもたちとだけ盛り上がる訳ではありません。歳の差兄弟、学童期の子どもたちとも大事なコミュニケーションの時間でもあります。この時期の子どもたちも習い事に友達とのお約束にと、意外と家族との時間が取れないことも多くなってくるもの。

子どもたちが自分でテーブルセッティング。そして片付けも分担。こういう協働の作業も楽しいのです。

食卓を家族の団欒の場にする。おうちをレストランや居酒屋に変身させてしまう「家族の日」を定期開催することは、みんなが楽しく集えて、とってもおすすめです。

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