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つんく♂「シュッとしてる」のイメージをSNSで問いかけたら…東京:「カッコいい」、大阪:「梅田で浮くで」静かな“文化論争”巻き起こる!?

  • 2025.10.9

「シュッとしてる」のイメージに地域差が判明

つんく♂さん(撮影:2024年12月、時事通信フォト)
つんく♂さん(撮影:2024年12月、時事通信フォト)

音楽プロデューサーのつんく♂さんが2025年10月7日にX(旧Twitter)で投げかけた「大阪の人に聞くけど、『シュッとしてる』ってどんなイメージなん?」「東京の人に聞くけど、『シュッとしてる』ってどんなイメージなん?」という連続投稿が、大きな反響を呼んでいます。大阪出身のつんく♂さんが地域差への好奇心から尋ねたこの問いかけは、ユーモアと地域色あふれる議論を巻き起こしました。

この地域をまたいだユニークな対話から、大阪と東京の「シュッとしてる」イメージが驚くほど異なることが浮き彫りになりました。寄せられたユーザーの声をもとに、両都市の文化的な違いを鮮やかに映し出す「シュッとしてる」の対比を深掘りします。

大阪の「シュッとしてる」は「気取り」や「よそ者」の印?

大阪での「シュッとしてる」は、必ずしも褒め言葉として受け取られていないようです。リプライの約50%が外見に関するものでしたが、「細身でオシャレやけど、気取ってる感じ」「スーツがピチピチで香水キツめ。梅田で浮くで(笑)」といった、ややネガティブなニュアンスの声が目立ちました。大阪では、ダボっとしたカジュアルな服装や、個性的なスタイルが親しみやすいとされるため、過度にキメた「シュッと」は「チャラい」「よそ者っぽい」と敬遠されがちなのです。

また、振る舞いに関しても約30%が「クールだけどノリが悪い」「話しかけにくい」と指摘。「大阪やったら『おもろい』方が100倍大事!」という声が象徴するように、ユーモアや人間味あふれる親しみやすさを重視する大阪文化では、「シュッとしてる」は「冷たい」「気合い入れすぎ」と感じられる傾向があります。

さらに、多くのリプライが自虐的ユーモアを交え、「大阪ではシュッとより『ガヤガヤ』が正義」と地域のワイワイした雰囲気を強調。リポスト数も約50件と多く、関西らしい軽快なツッコミが話題を盛り上げました。大阪にとって「シュッとしてる」は、少し距離を置いた、ローカルなノリに合わない人物像を指すようです。

東京の「シュッとしてる」は「洗練」と「プロ」の褒め言葉

一方、東京での「シュッとしてる」は、圧倒的にポジティブなイメージで受け止められています。リプライの約60%が外見に触れており、「スーツがビシッと決まってる」「ジャストフィットの服で清潔感がある」「モデルみたいにスタイリッシュ」と、洗練された印象を強調する声が多数を占めました。

東京の都会的なイメージにぴったりと一致しており、「シュッと」は自然な褒め言葉として機能しています。「細身でオシャレ、髪もキリッとしてカッコいい!」といった意見が多く、ダボっとした服装よりタイトでスマートなスタイルが「カッコよさ」として好まれる傾向がうかがえます。

振る舞い面では、約25%が「テキパキして効率的」「上品で落ち着いてる」と回答。「仕事ができるエリート感」「シュッと決断する姿」といった、クールで隙のないプロフェッショナルな雰囲気が高評価です。「シュッとしてる」は都会の洗練や有能なイメージと結びつき、「憧れる」といった肯定的な捉え方がされています。ネガティブな声は少数派で、東京では「シュッとしてる」が都会の象徴として自然にフィットしていると言えるでしょう。

文化が映し出す言葉の対比

大阪と東京の「シュッとしてる」のイメージ対比は、まさに地域文化の違いを鮮やかに映し出しています。つんく♂さんの軽妙な投稿は、こうした地域差を浮き彫りにし、大阪の「ガヤガヤ」とした人間味と東京の「洗練」という、それぞれの街の魅力を再確認させてくれました。あなたは、どちらの「シュッとしてる」に共感しますか?

(LASISA編集部)

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