【大阪・関西万博】「お土産が買えない…！？」信じられない長蛇の列も…　見落としがちな 《狙い目ショップ》 とは　会場内よりイイ！の声も

閉幕までラストスパート

大阪・関西万博は、ついに閉幕まで半月となり駆け込みの来場者が急増中です。来場予約枠は10月13日（月・祝）の閉幕日まで埋まっており、20万人を超える来場者が毎日訪れています。これから万博へ行く場合は、会場が常に超満員の状態。パビリオンやイベントには長蛇の列ができ、食事を買うにも行列に並ぶ必要があるでしょう。そんな中で、来場者を悩ませるのがお土産問題です。

万博の会場内にはいくつかのオフィシャルショップがありますが、基本的にどの時間帯でも大行列。お土産を買うだけで、数時間を使うことになりかねない状況です。ちなみに筆者は、総来場者数が約22万人の9月15日（月・祝）に取材へ行ったのですが、東西にあるオフィシャルストアはどの時間帯も長い列ができていました。

回転率が悪いので列が進まず、19時過ぎに西ゲートのストアへ行くと、2時間近い待ちを要することが判明。つまり、19時頃に並んでしまうと、お土産を買うだけで数時間使うので閉場を迎えてしまうわけです。

すっかり人気者となった公式キャラクターのミャクミャクを使ったお土産が多く販売され、会場内でしか買えないグッズもあります。ただ、パビリオンやイベントを見ないで、お土産のために行列に何時間も並ぶのは無駄ではないでしょうか？ なぜなら、“会場外”でも十分お土産は購入できるからです。

ここからは、筆者が実際に万博の会場外でお土産を購入したおすすめスポットを紹介します。まず、基本となるのが大阪市内にある百貨店や家電量販店です。「高島屋大阪店」「大丸梅田店」が観光客には便利で、多くのグッズが購入できます。また、意外なところでは「通天閣」のお土産売り場にも、それなりの量の万博グッズが販売されていました。「あべのハルカス」にもオフィシャルストアがあり、大阪観光も兼ねて万博に行く人には便利です。

さらに、百貨店などよりもおすすめなのが、交通機関にあるショップです。JR新大阪駅をはじめ、大阪国際空港（伊丹空港）、関西国際空港ではさまざまなお店でグッズが販売されています。

筆者は伊丹空港を利用したのですが、キーホルダーやお菓子をはじめ、空港限定のオリジナルグッズも販売。「関西3空港スペシャルフェア」を開催しているので飲食店でも万博を感じられ、「オリジナルステッカー」がもらえる店舗もあります。

特に品数が多いと感じたのは「TABITUS+」「関西旅日記」でした。お菓子からグッズなどが満遍なくそろい、万博会場のような異常な混雑もないのでじっくりとお土産を選べるのが魅力的です。また、比較的レアな黒ミャクミャクのグッズもいくつか見かけたので、空港のショップもあなどれないスポットになります。

ここまで、万博の会場外で購入できるショップを紹介しました。補足となりますが、万博に参加できる人は、会場内で配っている来場者向けオンラインストアの案内は確実にゲットしてください。この案内は、その日の来場者のみが使用できる英数字6桁のアクセスパスコードが記載されています。来場した人しか使えないオンラインストアで、意外な掘り出し物がゲットできる可能性も……。筆者は、大屋根リングの下にあるオフィシャルショップの露店で案内を獲得しました。配っているスタッフがいたら、もらうように心がけましょう。

さて、閉幕が近づいたことで、万博は常に大混雑をするようになっています。パビリオンやイベントは考えられないような行列ばかりなので、お土産購入にかける時間を極力減らすのが賢い利用法です。また、会場内のオフィシャルショップには大行列ができているので、お目当てのグッズが買えない可能性が大です。

それなら、翌日にゆっくり空港や大阪市内のショップでグッズを購入するほうが効率的なのではないでしょうか？ これから万博へ行けるラッキーな人は、ぜひ参考にして少しでもパビリオンやイベントを楽しめるようにしてください。

（ゆるま小林）