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【大阪・関西万博】幻想的!昼とは違う表情を見せる夜の万博~夜映えパビリオン~12選

  • 2025.9.5

秋の夜長は「夜の万博」へ!幻想的なライトアップパビリオン巡り

夜の大屋根リング上部「スカイウォーク」から楽しめるさまざまなパビリオンのライトアップ。昼とは異なる幻想的な風景です。
夜の大屋根リング上部「スカイウォーク」から楽しめるさまざまなパビリオンのライトアップ。昼とは異なる幻想的な風景です。

大阪・関西万博(以下、万博)も残りわずか。暦は秋となり、これから少しずつ夜の時間が長くなっていきます。この記事では「夜の万博」に焦点をあてて、パビリオンの美しいライトアップを写真とともに紹介します。

人気パビリオン3館は”夜映え”も美しい!

万博の海外パビリオンの中でも、待ち時間の長さで知られているのがイタリア館、フランス館、アメリカ館でしょう。XやThreadsには、「9時半の時点で3時間待ち」「5時間以上並んだ」といった嘆きの投稿も。筆者も入館できたのはフランス館のみ、アメリカ館とイタリア館は会期終了までに攻略できないかも……。

この3館はパビリオンの建物と夜のライトアップも見応えがあります。展示を楽しむことが叶わない場合は昼夜の景観を楽しむのも、また一興です。

・イタリア共和国/セービングゾーン

大屋根リング上からのイタリア館の景観。昼(上)も素敵ですが、夜(下)は屋上庭園と館内のポルティコのコントラストが美しいです!
大屋根リング上からのイタリア館の景観。昼(上)も素敵ですが、夜(下)は屋上庭園と館内のポルティコのコントラストが美しいです!

ルネサンス期の理想都市に着想を得た劇場、ポルティコ(列柱廊)、広場、庭園がデザインされた建物。展示のハイライトである彫刻や絵画は外から拝めませんが、理想都市の一端を建物から感じ取ることができます。夜に大屋根リングの上から眺めると、庭園がライトアップで幻想的に浮かび上がり、館内のポルティコ(列柱廊)も望むことができます。

・フランス共和国/エンパワーリングゾーン

昼は白いドレープで覆われた建物(上)が夜はロマンチックにライトアップ(下)。時間差で青、赤、トリコロールカラーと変化するプランス館。アート作品を眺めているようです。
昼は白いドレープで覆われた建物(上)が夜はロマンチックにライトアップ(下)。時間差で青、赤、トリコロールカラーと変化するプランス館。アート作品を眺めているようです。

建物全面が優美なドレープに覆われ、中央のリボンのように見えるシャンパンゴールドの階段も洗練された印象のフランス館。夜は、時に青く、赤く、時間差で国旗のトリコロールカラーの輝きを放ちます。パビリオンの建物前の彫刻の数々もライトアップで際立って幻想的に見えます。さすが芸術性の高いお国柄!

・アメリカ合衆国/エンパワーリングゾーン

2面の大型LEDスクリーンに挟まれた広場が渓谷のよう。ダイナミックなアメリカ館の映像も昼(上)と夜(下)で印象が変わります。
2面の大型LEDスクリーンに挟まれた広場が渓谷のよう。ダイナミックなアメリカ館の映像も昼(上)と夜(下)で印象が変わります。

2面の巨大LEDスクリーンに挟まれた、宙に浮かぶようなキューブ型の建物が特徴的。この巨大LEDスクリーンにはアメリカの都市や自然、宇宙などの映像がダイナミックに映し出されます。映像は昼夜問わず楽しめますが、夜の映像はダイナミックさが増すように感じますよ。

まだまだある!個性豊かなライトアップパビリオン

昼夜で雰囲気が変わるパビリオンをご紹介。筆者の独断とはなりますが、公私合わせて万博に10回以上通って印象に残ったものを絞り込んでクローズアップします。

・パナソニックグループパビリオン「ノモの国」/東ゲートゾーン

「モノの捉え方は心の持ちようで大きく変わる」というパビリオンの思いを表すように、少しずつ色が変化するグラデーションのライトアップが幻想的です。実は同じ東ゲートゾーンにあるNTTパビリオンから供給されるゼロカーボン電力由来の水素で発電し、パビリオンを夜間にライトアップしているそう。照明の色の変化と呼応するようにミスト演出や幻想的な音が流れ、ずっと眺めていたくなります。

・スペイン王国/コネクティングゾーン

パビリオン入り口は太陽をイメージし、そこに至るまでの階段は海をモチーフにしたという独創的な建物。夜になると階段がライトアップで複数の色に輝き、入り口近くのステージでは毎夜フラメンコダンスとギターのライブパフォーマンスが繰り広げられます。フラメンコの情熱的なダンスのステップと音色が響き渡り、気分が高揚します!

・オランダ王国/セービングゾーン

パビリオン中心部で「次世代への太陽」と名付けられた大きな球体が、波打つようなデザインの建物にまるで浮かんでいるよう。この球体の大きさは1970年の大阪万博を象徴する「太陽の塔」の黄金の顔と同じだそう。再生可能なクリーンエネルギーと日の出を象徴していて、パビリオン内部では小さな光る球体を手に様ざまな体験型展示が楽しめるようになっています。

・GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION/西ゲートゾーン

未来のスペースエアポートをイメージした建物の隣に、関西エリア初登場となる約17mの実物大のガンダム像が。宇宙と未来へ向かって、手を突き上げるようなポーズで来場者を魅了しています。夜になるとガンダムの目やボディが輝き出し、ミスト噴射の演出も。まるで今にも動き出しそうで、間近で見上げると迫力満点!

・PASONA NATUREVERSE(パソナ ネイチャーバース)/西ゲートゾーン

絶滅危機を幾度も乗り越えたアンモナイトを“いのちの象徴”としてパビリオンのデザインに採用。昼は真っ白な外観が夜は照明とプロジェクション演出によって幻想的に彩られます。アンモナイトの先端に愛らしくちょこんと座るパビリオンのナビゲーターを務める鉄腕アトムにも注目を!

・コロンビア共和国/エンパワーリングゾーン

コロンビア出身のノーベル文学賞作家の代表作『百年の孤独』に出てくる氷の家からインスピレーションを得たとされる氷を積み重ねたような白一色のシンプルな外観が、夜になるとカラフルな国旗カラーに変身!氷のファサードの透明感を残した摩天楼のようなライトアップが上品な印象でおしゃれ。

・トルクメニスタン/エンパワーリングゾーン

外観で目を引く、馬とシルクロードを旅するキャラバンのシルエットが昼は白、夜は黒に反転し、昼夜でまったく異なる表情を見せます。伝統的な絨毯の模様と色彩、トルクメニスタンの街並みや文化を映し出す映像も、夜は一際鮮やか。ドローンショーや水上ショーなど様ざまな夜のイベントが楽しめるウォータープラザの近くで存在感を放っています。

・オーストリア共和国/エンパワーリングゾーン

ひときわ印象的なのは楽譜をモチーフにした、らせん状のオブジェ。まるで空に向かって音楽が奏でられていくような音楽の国らしい建物のデザインです。日中は洗練された印象の木製彫刻の装飾が夜になると全体が柔らかな光に照らされ、光と建築によって音が視覚化されていくような詩的な雰囲気に。

・大韓民国/コネクティングソーン

建物正面の壁は、なんと幅27m×高さ10mの大型高精細ディスプレイ。韓国の豊かな自然や伝統文化、先進的なCG映像などが連続で何パターンも上映されるメディアファサードになっていて、そのクオリティの高さに思わず足が止まります。昼夜問わず流れていますが、夜は短編映画を上映する野外シネマのよう。「次はどんな映像が?」と立ち去るのが惜しくなり、筆者は20分ほど釘付けになりました。

夜の万博散策を楽しもう!

夜に国旗カラーで彩られる海外パビリオンとしては「英国」「ブルガリア共和国」なども印象的。ほかにも、「null2(ヌルヌル)」の摩訶不思議な輝きをまとう鏡面仕上げのパビリオンや「いのちめぐる冒険」前のモニュメント「いのち球」のライトアップ、日没後に外壁のプロジェクションマッピング映像で楽しませてくれる「EXPOホール(シャインハット)」などなど……。夜の景観でも楽しませてくれるパビリオンは数多くあり、来場者の皆さんそれぞれのお気に入りがあるのではないでしょうか。

万博も残りわずか。会期終盤にかけて朝早い入場予約が難しくなり、「遅い時間帯に行っても意味ないのでは」と諦めモードの人もいらっしゃるかもしれませんね。ですが、暑さが和らぐ夜の時間帯は、歩きやすくなるメリットも。花火やドローンショーなど夜のハイライト演出とともに、パビリオンや大屋根リングのライトアップにも目を向けて、秋の夜長の万博散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。

※掲載情報は8月末時点のものです。

(野村ゆき)

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