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「たった1駅で家賃40%減も!?」人気駅の“隣駅”が今アツイ!首都圏・狙い目の街ベスト50

  • 2025.9.10

住みたい街ランキング常連駅と隣接駅の家賃差を徹底分析

人気駅の“隣駅”が今アツイ!
人気駅の“隣駅”が今アツイ!

不動産・住宅情報サービス「プロパティバンク」を運営するプロパティバンク(東京都渋谷区)が、興味深い調査結果を発表しました。住みたい街ランキング常連の人気駅から、たった1駅ずらすだけで家賃が平均13%、最大で40%超も安くなることが判明したのです。

同社は一都三県の約4万件の賃貸物件データを分析し、恵比寿・吉祥寺・横浜などの人気駅30駅とその隣接駅の家賃差を調査しました。その結果、人気駅の利便性をほぼそのまま享受しながら、毎月の家賃を大幅に抑えられる現実的な選択肢が浮き彫りになりました。

品川の隣「大井町」は驚異の40.5%割安

最も家賃差が大きかったのは品川駅の隣にある大井町駅で、なんと40.5%(月額7.8万円)も安くなります。品川駅の家賃相場が19.4万円であるのに対し、大井町は11.5万円と大幅な差があります。

大井町は京浜東北線・りんかい線・東急大井町線が交わる交通結節点で、区役所や大型商業施設、飲食店が集積しており、生活利便性は非常に高いエリアです。人と車の流れは多めですが、その分実用性に優れています。

恵比寿・渋谷周辺でも大幅な節約効果

恵比寿駅(家賃相場19.4万円)の隣にある中目黒駅は23.5%(月額4.5万円)安く、年間では54万円もの節約になります。中目黒は東急東横線・東京メトロ日比谷線が使える準ターミナルで、改札周辺は終日にぎわいを見せています。

渋谷駅(同19.6万円)の隣では、池尻大橋が35.0%(月額6.9万円)と大幅に安くなっています。東急田園都市線が使え、渋谷へは電車だけでなくバスや自転車でのアクセスも現実的です。

新宿・池袋エリアでも節約効果は顕著

新宿駅(同14.2万円)の隣接駅では、大久保が23.3%(月額3.3万円)安くなります。JR中央・総武線各停が使え、新宿へ徒歩圏の近さが魅力です。多国籍の飲食店や物販が集まり、外食の選択肢が豊富で物価感も手頃なエリアとなっています。

池袋駅(同10.0万円)では、要町が6.8%(月額0.7万円)、北池袋が1.0%(月額0.1万円)とそれぞれ安くなります。要町は有楽町線・副都心線の2路線が使え、自転車移動で池袋へ動きやすく通勤も便利です。

神奈川・埼玉・千葉でも同様の傾向

神奈川県では、武蔵小杉駅(同10.0万円)の隣にある元住吉駅が22.3%(月額2.2万円)安くなっています。横浜駅(同9.1万円)でも、東神奈川駅が17.2%(月額1.6万円)の節約効果があります。

埼玉県では大宮駅(同9.4万円)の北大宮駅が9.7%(月額0.9万円)、千葉県では柏駅(同7.0万円)の新柏駅が26.6%(月額1.9万円)とそれぞれ割安になっています。

隣接駅選びのポイント

調査では各隣接駅の特徴も詳しく紹介されています。例えば、渋谷の隣にある神泉駅は京王井の頭線の小駅で、駅周辺は落ち着いた住宅地が広がり、低層のマンションや戸建てが中心です。渋谷へは徒歩で容易にアクセスでき、深夜帯の帰宅も便利とされています。

同社では「人気駅の利便性は享受したい、でも家賃は抑えたい」と考える方にとって、隣接駅は予算と利便性の折り合いをつける現実的な解決策だと提案しています。人気駅まで1駅という近さで利便性はほぼそのままに、毎月の固定費を大きく抑えられる選択肢として注目されそうです。

(LASISA編集部)

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