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間違えずに読めるかな?【漢字クイズ】「施行」はなんと読む?→気になる正解は?

  • 2025.10.19

日本語には、複数の読み方を持つ熟語が意外と多くあります。例えば「明日」は「あした」・「あす」、「市場」は「いちば」・「しじょう」と読むことができますよね。

今回ご紹介する「施行」という漢字にも二通りの読み方があるのですが、みなさんお分かりになりますか?

問題

「施行」はなんと読む?
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法律用語では読み方を区別する

「施行」の一般的な読み方は「しこう」です。「実際に行うこと」「法令の効力を発揮させること」という二つの意味を持ちます。

後者の意味で用いる場合、法律用語では「せこう」と読むことがあるので、そちらも覚えておきましょう。法律用語上では、読み方が似ている「執行(しっこう)」と区別するために、そのように読むそうですよ。

ところで、法令が新しく定められると、その内容を国民に広く知らせるための「公布(こうふ)」という期間があることをご存じですか?その期間が終わると「施行」され、法令がその効力を発揮することになります。「公布」と「施行」はぜひ一緒に押さえておきたいですね。

紛らわしい熟語

実は「施行」と全く同じ読み方をする熟語に「施工」があります。「工事を実際に行うこと」という意味を持つ言葉です。

元々は「しこう」と読んでいたようですが、工事関係者の間で「せこう」と読んでいたことが広まり、一般的にも「せこう」と読まれるようになりました。また、「施行」を「しこう」と読むことが一般的であることから、それと区別するためだとも言われています。

こういった関係の言葉を同音異義語と言います。かなりややこしいですが、覚えておきたいですね。


参考文献:新明解国語辞典

文(編集):そこさん

元国語科教員。一文字でたくさんの意味を持つ漢字に魅了され、大学では中国文学を専攻し、漢詩について研究。とても身近なのに、意外と深くは知らない漢字。読むだけでちょっと賢くなれる、そんな豆知識をお届けします!